2025/05/28
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<注文住宅の場合は低勾配屋根は絶対にNGです!>についてお話をします。
今日のお話は
低勾配屋根の場合で
小屋裏内に不具合が発生した場合は
色々と厄介ですので要注意!
というお話です。
下記写真①は
外壁防火構造認定違反の写真です。
見ての通り
小屋裏側にPBが張っていません。
今日は
この外壁防火構造認定違反の
お話ではなくて
低勾配屋根の小屋裏内高さを
実際に感じてみて欲しいのです。
上記写真①では
高さの実感が湧かないと思いますが
母屋の高さが90㎜ですので
写真の一番手前が
30cmくらいの高さになるのかな?
ある程度は想像は付くと思います。
下記図面①は
1.5寸勾配で屋根勾配の絵を書いて
寸法を入れてみました。
上記図面①を見て
上記写真①をみてみると
上記写真①の実際の屋根勾配は
1.0/1000なのかな?
現場で作業している方でしたら
上記写真①を見れば
感覚的に
奥へ入れない事が理解できます。
一般のエンドユーザーには
上記図面①の様に寸法を書いていれば
自分の身体の厚みや
頭の大きさが分かりますので
低勾配屋根の場合は
小屋裏には入れない事が
お分かりになったと思います。
お分かりになったという事で
先日
電話相談で
1.5寸勾配屋根の建物で
2階天井に水シミ?跡が見つかって
その原因は何か?
という事で相談が有りました。
仕上表や立面図・平面図を見て
明らかに分かった事は
小屋裏換気計算が
されているかどうか分かりませんが
妻側換気口金物の品番から
換気口の面積を基に
小屋裏換気計算をしてみると
明らかに
NGという事が分かりました。
天井のシミの原因は
ほぼ小屋裏換気不良で
結露が発生した事が原因と考えました。
その他に考えられる事は
小屋裏内の野地板に高低差が少ないので
小屋裏内で
空気が滞留する可能性も考えられます。
どちらにしても
実際の新築工事現場では
小屋裏換気計算通りの
小屋裏換気金物が設置しているか
どうか迄は検査しませんので
現場監督も小屋裏換気について
そこ迄気を遣う事はないのでしょうね!
今日の纏めとして
低勾配屋根の場合
小屋裏に人が入れないので
上記の様な
不具合が発生しても
おいそれと
簡単に是正補修が出来ませんよ!
ゆえに
注文住宅を考えられる方は
最低でも4寸勾配以上の屋根勾配にしましょう!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
このブログ内容に聞きたい事が有れば
下記メール又は携帯電話へ連絡を下さいね!
メール:info@yandykensa.com
携帯電話:090-1183-5008
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の
「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「住宅コンサルティング」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
※ご意見、ご感想がある場合はこちらからお願いします。
昨日のウォーキング&ジョギング
右ひざを痛めた為、今日も休み! (´;ω;`)ウッ…
距離は0.0km 歩数は00,000歩
トータル620日目(休んだ66日間含む)
総距離5,585.2km
総歩数7,310,994歩