2025/06/04
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今回は、<外壁透湿防水シートのすき間には要注意!>についてお話をします。
今日のお話は
外壁防水下地検査を実施した時の
気になる不具合のお話です。
検査を実施して
気になる一つは
透湿防水シートの重ね部分と
防水テープとの取合い部分です。
下記写真①を見て下さい
24時間換気用の貫通パイプを
防水の為に形成品を防水テープで留めていますが
防水シートの貼り方が悪く
透湿防水シートが膨らんですき間が見えます。
この原因は
防水テープを
無造作に貼った事が原因です。
透湿防水シートの端部を
すき間が無いように引っぱってから
防水テープを貼るべきで尚且つ
この場合はタテ部分にも
雨水が浸入しない様に
防水テープを貼るべきですね!
施工された方は
防水テープの上の
透湿防水シートのすき間を
意識していなかったと思われます。
このすき間は
サイディング仕上げ材の
1次防水が破られてしまうと
下記写真②の矢印の様に
雨水が流れ込む可能性が考えられます。
たったこれだけの事ですが
透湿防水シート端部周辺に
防水テープを貼る場合は
透湿防水シートのシワや
すき間に十分注意しましょう!
もう一つは
透湿防水シート自体の
捲れ(すき間)やフクレです。
下記写真③は
透湿防水シートの捲れ(すき間)です。
この捲れ(すき間)は
土台水切り部分から入って来た外気が
透湿防水シートの捲れ(すき間)部分から
壁の断熱材部分に入ってしまい
場合によっては
断熱材の中で結露が発生し
その結露が原因で
室内壁表面にカビを
発生させる可能性が考えられます。
上記写真③の様な捲れ(すき間)は
意外と有る様に思われますので
現場を見に行った時には
自分でチェックして見ましょう!
今日の纏めとして
特に外断熱工法で
タッカーが使用できない場合は
透湿防水シートのすき間には
特に要注意ですね!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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