2025/06/21
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<契約不適合責任を訴訟する心構えとして!>についてお話をします。
今日のお話は
住宅診断を実施した後に
依頼者と売主との間で
初めての「訴訟案件」になったお話です。
もう5年以上前になるのかな?
最初は普通に
自宅の住宅診断という事で依頼を受けて
生活されている既存住宅の
住宅診断を実施させて頂いたのです。
で実際に
住宅診断を実施していると
何? えっ? って言う様な
不具合事象が確認され始めたのです。
最初に気が付いたのは
掃出しサッシの建てりが
悪い事に気が付き
その後は
床の傾斜が
1階・2階ともに有る箇所から急に
傾斜が付いていたのです。
床の傾斜に
異常が確認された場合は
こちらの計測間違いなのかな?
と最初は何回も計測をやり替えます。
それでも
計測間違いでない事が分かると
今度は
どの方向に傾斜しているかを
建物全ての空間の床を
詳細に計測して行きます。
ただ実際に生活されていて
家具などが多く置かれていますので
出来るだけ室内空間で計測できる
出隅・入隅を計測して行きます。
一旦
床の計測が終わった段階で
床の傾斜に異常が有る事を
依頼者にお話をしたら
実は
この買取再販業者から
綺麗にリフォームされた
既存住宅を購入されたとの事で
契約後
カーテン屋さんに
カーテンの寸法を
測りに来てもらった時に
サッシの左右の高さが違いますよ!
と言われた事で
この時に初めて
床に傾斜が有る事に
気が付いたそうです。
その時点で
もう引っ越しが決まっていたので
引っ越しせざるを得なかったとの事でした。
取り敢えず
生活に必要が無い引っ越し荷物は
段ボールのまま室内に
積み上げられていました。
引っ越しが一段落した時点で
当社へ住宅診断を依頼したとの事でした。
その後
床下に入っての調査を実施したところ
下記写真①の様な状況でした!
下記写真①は
床下に残材だらけ!
下記写真②は
基礎のひび割れ補修を
実施している写真です。
ひび割れに
アラミド繊維シートを貼った補強
下記写真③は
基礎のひび割れ補修を
実施している写真です。
ひび割れに
エポキシ樹脂を注入した補強
今日の纏めとして
特に綺麗にリフォーム工事をされた
買取再販業者の
既存住宅を購入される方は
契約前に
住宅診断を実施する事をお勧めします!
この案件の場合は
訴訟に勝ったので
売買代金は戻って来ましたが
それでも
弁護士料やその他諸々の費用は
持ち出しとの事。
お金よりも大きな問題として
訴訟の間(2年近くの間)に受ける
精神的なストレスは
計り知れないという事です!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
このブログ内容に聞きたい事が有れば
下記メール又は携帯電話へ連絡を下さいね!
メール:info@yandykensa.com
携帯電話:090-1183-5008
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の
「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「住宅コンサルティング」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
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昨日のウォーキング&ジョギング
距離は6.6km 歩数は9,927歩
トータル643日目(休んだ67日間含む)
総距離5,801.3km
総歩数7,599,678歩