2025/08/06
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今回は、<南側2階のバルコニーは日射遮蔽には有効!>についてお話をします。
今日のお話は
パッシブデザイン住宅を意識した
プランのお話です。
下記平面図①は
2階南側に
庇代わりにバルコニーを設けたプランです。
基本的にバルコニーの設置は
雨漏りや実際の使用頻度を考えた場合
個人的には余り
バルコニーの計画はしないのですが
パッシブデザイン住宅を
計画するに当たって
南側に出幅が大きい庇代わりとして
計画しました。
因みに
庇の出幅は
サッシ高さの1/3程度と言われています。
掃出しサッシ(H=2000)の場合
サッシの直ぐ上に庇を設置するのであれば
約700㎜の出幅が有れば良いです。
今回計画したプランは
南側に出幅910㎜のバルコニーなので
まぁ
1/3の割合はクリアしていますね!
下記図面①が
計画したプランです。
このプランに
4期(夏至・秋分・冬至・秋分)の
13時時点の日差しを
シミュレーションしてみました。
下記シミュレーション①が
そのシミュレーションです。
順番として上から
夏至・秋分・冬至・秋分に入れています。
上記シミュレーション①の
夏至と冬至を見て下さい!
夏至の場合は
南側掃出しサッシからは
日射が室内に入っていません。
冬至の場合は
室内置くまで
日射が入っている事が分かります。
つまり
南側の2階バルコニーが
1階LDKに入る日射を
調整しているのです。
ついでに
夏至の朝7時の
下記シミュレーション②
を見て下さい。
東側の掃き出しサッシから
朝日が室内に長く入っています。
この夏期の暑い日差しは
11時過ぎまで室内に入り込んでいます。
この夏期の日差しを遮る為には
以前のブログでもお伝えした通り
シェードで遮る事が必須になりますね!
この事は
西面のサッシにも言えます。
今日の纏めとして
上記シミュレーション②で分かる様に
サッシのガラスは
南面は「日射取得」のガラスを使用して
それ以外の面は「日射遮蔽」のガラスを
使用する方が良い事が分かります。
この事から考えると
南面の2階のバルコニーは
1階室内の日射調整には良いですね!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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