2025/10/04
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今回は、<外壁面の耐力壁に耐力面材を採用しませんか?>についてお話をします。
今日のお話は
外壁面の耐力壁に筋違を使用しないで
耐力面材を採用しませんか?というお話です。
壁の断熱材に
袋入り繊維系断熱材を使用して
断熱等級を5以上にする場合は
高性能グラスウールの
100㎜ではなくて105㎜厚を
選択される事が多いと思います。
下記写真①は
105㎜の袋入りグラスウールで
厚さを計測すると115㎜有りました。
壁の厚さが
規格厚さが105㎜なので10㎜ほど厚いですね。
考え方として
115㎜を100㎜まで圧縮する事で
正規の性能が発揮されるのでしょうね!
であれば
もう少し袋の大きさを
企画寸法通りにすれば良いと考えます。
因みに
断熱材の規格幅は910モジュール用に
395㎜と430㎜が有りますが
この寸法は
実際の間柱と間柱の間の寸法
又は
間柱と柱間の間の寸法よりも
5㎜~7.5㎜ほど幅が広いです。
何が言いたいかと言うと
幅も厚さも断熱材の方が大きいので
室内側に袋入り断熱材の耳を
間柱又は柱にタッカで取付けると
下記写真②の様に
室内側に断熱材が膨らんでしまいます。
室内の壁にPB下地を張りますので
膨らんでいる断熱材を
外部に押し出す事になります。
その事によって
断熱材が外壁の透湿防水シートを
押してしまう事になってしまいます。
この時に
外壁透湿防水シートがピーンと張ってあれば
下記写真③の方に
外側に膨れる事はないのかも・・・・。
上記写真③の様に
透湿防水シートが
膨れてしまうと思われる原因は
透湿防水シートの張り方が緩かったのか?
それとも
夏期の暑い季節だったので
透湿防水シートが延びてしまったのか?
どちらにしても
上記写真③の状態では
外壁の通気層15㎜の確保が
難しくなってしまいます。
注文住宅を考えている方は
外壁通気構法を完結させる事は
住宅の耐久性能にとって
大変重要な事ですので
この事を念頭に置いて考えて下さいね!
今日の纏めとして
上記写真③の様にならない為の
対応策としては
壁断熱材の厚さを100㎜に押さえるか?
又は
外壁下地に耐力面材を
張るかのどちらかになると考えます。
また
断熱性能及び気密性能を考えた場合は
外壁面には
耐力面材を張る事が良いと考えます。
断熱等級アップの為に
外壁に付加断熱材を設置する時にも
有利に働きますよ!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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今回は、これで終わります。
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