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外壁面の耐力壁に耐力面材を採用しませんか?

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住宅を建てる又は購入する前に

是非、一読下さい!

 

今回は、<外壁面の耐力壁に耐力面材を採用しませんか?>についてお話をします。

今日のお話は

外壁面の耐力壁に筋違を使用しないで

耐力面材を採用しませんか?というお話です。

 

壁の断熱材に

袋入り繊維系断熱材を使用して

断熱等級を5以上にする場合は

 

高性能グラスウールの

100㎜ではなくて105㎜厚を

選択される事が多いと思います。

 

下記写真①は

105㎜の袋入りグラスウールで

厚さを計測すると115㎜有りました。

 

壁の厚さが

規格厚さが105㎜なので10㎜ほど厚いですね。

 

考え方として

115㎜を100㎜まで圧縮する事で

正規の性能が発揮されるのでしょうね!

 

であれば

もう少し袋の大きさを

企画寸法通りにすれば良いと考えます。

 

【写真①】

 

 

因みに

断熱材の規格幅は910モジュール用に

395㎜と430㎜が有りますが

 

この寸法は

実際の間柱と間柱の間の寸法

又は

間柱と柱間の間の寸法よりも

5㎜~7.5㎜ほど幅が広いです。

 

何が言いたいかと言うと

幅も厚さも断熱材の方が大きいので

 

室内側に袋入り断熱材の耳を

間柱又は柱にタッカで取付けると

 

下記写真②の様に

室内側に断熱材が膨らんでしまいます。

 

【写真②】

 

 

室内の壁にPB下地を張りますので

膨らんでいる断熱材を

外部に押し出す事になります。

 

その事によって

断熱材が外壁の透湿防水シートを

押してしまう事になってしまいます。

 

この時に

外壁透湿防水シートがピーンと張ってあれば

 

下記写真③の方に

外側に膨れる事はないのかも・・・・。

 

【写真③】

 

 

上記写真③の様に

透湿防水シートが

膨れてしまうと思われる原因は

 

透湿防水シートの張り方が緩かったのか?

それとも

夏期の暑い季節だったので

透湿防水シートが延びてしまったのか?

 

どちらにしても

上記写真③の状態では

外壁の通気層15㎜の確保が

難しくなってしまいます。

 

注文住宅を考えている方は

外壁通気構法を完結させる事は

 

住宅の耐久性能にとって

大変重要な事ですので

この事を念頭に置いて考えて下さいね!

 

 

今日の纏めとして

上記写真③の様にならない為の

対応策としては

 

壁断熱材の厚さを100㎜に押さえるか?

又は

外壁下地に耐力面材

張るかのどちらかになると考えます。

 

また

断熱性能及び気密性能を考えた場合は

 

外壁面には

耐力面材を張る事が良いと考えます。

 

断熱等級アップの為に

外壁に付加断熱材を設置する時にも

有利に働きますよ!

 

という事で

今日のお話は

参考になりましたでしょうか?

 

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