2025/11/20
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<注文住宅を発注する工務店の施工品質管理は?>についてお話をします。
今日のお話は
住宅の工事現場における施工品質管理のお話をします。
住宅診断や新築各工程検査を
実施する度に感じる事は
住宅の3つの性能に関する施工が
何故キチンと出来ていないのだろうか?
と感じています。
耐震性能で言えば
①基礎の鉄筋のかぶり厚さや空き寸法など
②構造接続金物の設置不備
耐久性能で言えば
③外壁透湿防水シート等の防水処理方法
④外壁通気構法の通気層出口の設置方法
⑤小屋裏換気の出入り口の設置方法
⑥防蟻処理方法
断熱・気密性能で言えば
⑦床下・壁・天井などの断熱材の設置方法
⑧防湿(気密)シートの設置方法
上記の様に
大きく分ける事が出来ます。
4年前に一度
分譲住宅を建てる
ある工務店にお話をして
工事中の現場をチェックさせて頂き
その都度
不具合部分を見つけて是正する様に
工務店へ伝えていました。
私としては
不具合箇所を是正する様に伝えたら
工務店は
その個所を是正してくれると思っていました。
がしかし
何も是正をしないで工事が完成しました。
結局
分譲住宅を建てる工務店の考え方は
住宅瑕疵保険の基礎配筋検査などに合格して
建築確認申請の検査済証が降りたら
それで法的に問題無い建物が
完成したと考えるようです。
つまり
上記の3つの住宅に必要な性能は
何もお構いなしです。
今年の4月から
建築基準法の改正や
省エネ申請の義務化が始まりましたので
丁度良いキッカケと考えて
当社が確認申請業務を
させて頂いている工務店などに
施工品質・精度を上げる為に
当社が施主からの依頼で
新築各工程検査を実施している同じ検査内容を
工務店側で受けませんかとお伝えしました。
結果として
最初から
その様な検査を受けないと言う工務店と
費用が掛からないのであれば
受けても良いと言われる工務店に分かれました。
当社としては
無償で検査をするつもりは無いので
この話はストップした状態ですね!(笑)
広島のある工務店は
2年位前から注文住宅だけに
第三者業者の工事中の監査を入れていて
今年からは分譲住宅にも
工事中の監査を入れる事になったそうです。
今年の初めに
この工務店が建てる注文住宅の施主様から
新築各工程検査の依頼を受けて
検査を実施したのです。
今まで
この工務店の施工品質は
大変悪いて思っていたのですが
余りにも施工品質が良くなっていたので
ビックリしました。
つまり
下記資料①の
5つのサークル(計画・施工・評価・評価・改善)が
シッカリと機能しているのでしょうね!
今日の纏めとして
第三者の品質監査を受けている工務店は
稀にしかいませんので
注文住宅を建てられる方は
新築各工程検査を依頼し
新築分譲住宅を購入される方は
契約前に住宅診断を依頼する事を
お勧めします!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
昨日のウォーキング&ジョギング
距離は7.5km 歩数は10,456歩
トータル800日目(休んだ98日間含む)
総距離6,980.6km
総歩数9,119,234歩
このブログ内容に聞きたい事が有れば
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今回は、これで終わります。
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「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の
「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
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費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
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