Y&Y設計事務所
対象エリア:広島・岡山・山口

telお問い合わせ

〒730-0731 広島県広島市中区江波西1丁目6番35号
営業時間:8:30~18:30    定休日:不定休    MAIL:info@yandykensa.com

不適合事例10 住宅設備として

今回は、<不適合事例10 住宅設備として>についてお話をします。

下の写真は、中古住宅の住宅診断で良く確認される不適合事象です。

その不適合事象自体は、建物の構造などに殆ど影響は有りませんが、

それを取り替える事になった場合は、

案外、材料込みの工事費が高くなります。

中古住宅を見に行った時に

水が出る様であれば自分でチェックしてみて下さいね!

 

【浴室のシャワー水栓ヘッド付け根からの漏水写真】

 

【水道カランからの漏水写真】

 

住宅設備の給水栓の漏水チェックは、

メーターボックスで止水している場合とか、

水道メーター自体を取り外している場合が有りますので、

営業に現地を案内して頂いた時に確認しづらい事も有ります。

 

住宅診断を実施する事が決まった時に、

水道、電気を使用できるように依頼しますが、

たまに、嫌がらせではないと思いますが、

使用できない場合も有ります。

もし、使用出来ないのであれば、

それにかかわる設備などの住宅診断は出来ない事になりますので、

その中古住宅の購入を諦めるか、

設備関係に関しては目をつむって購入する事になります。

 

住宅診断をするインスペクターは沢山いますが、

「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

その為には、水道・電気は使用出来る事が条件になります。

 

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

 

今回は、これで終わります。