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不適合事例34 外部ひび割れとして

今回は、<不適合事例34 外部ひび割れとして>についてお話をします。

新築住宅を見に行った時のチェックポイントに

外部モルタル仕上げ部分のひび割れが有るか無いかを確認してみて下さい。

簡単に出来きます。

 

新築住宅の住宅診断でよく見かけるのが

下記写真の様に

掃出しサッシ部分の外部に有るモルタル仕上げステップ台のひび割れとか

ビルトイン車庫などの土間のひび割れが代表的な事例です。

たまに

基礎のモルタル仕上げ部分にもひび割れを発見する事が有ります。

 

【モルタル仕上げのひび割れ写真】

 

新築住宅の場合に特に注意しなくてはならない事は

上記写真の様なひび割れは

補修では直せません。

何故かと言いますと

モルタル仕上げ部分が浮いている場合が多く

また、モルタルの配合が違うので部分的に塗り替えれば

補修した部分のモルタルの色が違ってしまいす。

なので

この場合はモルタル仕上げ部分全部を取り除いてから

新たにモルタル仕上げをする事になります。

 

基礎のモルタル仕上げ部分にひび割れが入っていた場合は

それを補修する為に

ひび割れが入っている基礎の面を全部塗り替える方法しか有りません。

中古住宅で有れば

シーリングでひび割れ部分を補修するだけで済みますが

新築住宅で、それを許しますか?

 

ビルトイン車庫の土間のひび割れについては

殆どがコンクリート直押さえ仕上げなので

ひび割れ部分をVカットしてシーリング打ち補修は

仕方がないのかな?と考えます。

 

という事で

ビルトイン車庫のひび割れ以外のひび割れを

もし契約後に直す依頼をした場合は

ほぼ、最初に記載したモルタル仕上げを全部塗り替える事はしません。

部分塗替え補修か、シーリング打ちの補修で済まされてしまいます。

 

新築住宅を見に行った時に

もし、その様なひび割れを発見した場合は

契約する前に必ず塗り替える手直しを依頼しましょう!

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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