Y&Y設計事務所
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外気に接する床断熱材として

今回は、<外気に接する床断熱材として>についてお話をします。

最近は何故か

3階建て新築住宅の住宅診断が増えて来ています。

住宅診断を実施する前に

事前に頂いた図面をチェックしますが

3階建ての場合

最初に見る図面は

矩計図と仕様書(仕上げ表)です。

偶々なのか

1階車庫の上階に有る

洋室の床断熱材(外気に接する床の断熱材)が

何故か

壁・天井に入れるグラスウールとかロックウールになっています。

 

今回の依頼物件の場合は

グラスウール10K厚100と等品と記載していましたので

実際に施工している断熱材は

床用のグラスウールを設置しているか?

又は

2階床の合板を貼る前に

455ピッチに根太を入れて

合板を貼る前に断熱材を入れているか?

どちらかで有れば良いがなと思っています。

 

床用のグラスウールの商品は

以前、ブログで書きましたので

今回は

床用のロックウールの商品をアップして見ます。

 

【アムマット床ボードⅡネダレスのカタログ】

 

もし、設計事務所の確認申請の矩計図に

住宅用ロックウール厚75と同等品などと記載していたら

下記の商品(根太レス工法用断熱材)が有りましたので

これが使用できます。

ただ、これも床合板を貼る前に施工する様になっていますが

施工方法を少し考えれば

後からでも設置する事が楽に出来ると考えます。

 

どちらにしても

設計事務所の設計図面を作成する段階で

実際に施工に使用できる床用の断熱材の品番

矩計図などに記載して頂ければ

住宅診断を実施する時も

スムーズに集中して診断ができます。

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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