Y&Y設計事務所
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外壁シーリング打ち検査として

今回は、<外壁シーリング打ち検査として>についてお話をします。

新築分譲住宅の外壁シーリング打ち工事後に

現場の見学に行った場合は

下記写真の箇所にシーリング打ちがされているか

チェックして見て下さい。

 

新築各工程検査物件の

外壁シーリング打ち検査に於いての写真です。

下記二枚の写真は

軒の出200㎜の場合の

外壁と軒裏との取合い部分の納まり写真で

シーリング打ち前と後の写真です。

一般の人が殆ど見る事が無い写真と思います。

今回の軒の出200㎜の場合は

軒裏のケイカル板を使用しない納まりになっています。

 

【軒裏シーリング打ち前の写真】

 

【軒裏シーリング打ち後の写真】

 

下記写真は

24時間換気扇用のパイプ廻りを

シーリング打ちをした写真です。

完成検査の時には

換気フードの廻りにシーリング打ちをしているかを検査します。

この様に二重にシーリングを打っていますので

ここから壁内への雨漏りは考えられないですね。

 

【24時間換気扇のパイプ廻りのシーリング打ち写真】

 

下記写真は

電気引き込み線部分のパイプ廻りにシーリングを打っています。

ここにも、最終的にカバーを取り付けて

その廻りにもシーリング打ちをします。

ゆえに

ここから壁内への雨漏りも考えにくいです。

【電気引き込み線廻りのシーリング打ちの写真】

 

今迄のところ

上記部分のシーリング打ち未済は

検査した物件では一件も有りません。

 

この様に

新築各工程検査を実施していて思う事は

何故

欠陥住宅をテレビで放映しているような

雨漏り事象が発生するのか?

不思議で、信じられない気がします。

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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