Y&Y住宅検査
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基礎配筋かぶり厚さとして

今回は、<基礎配筋かぶり厚さとして>についてお話をします。

注文住宅とか売建て分譲住宅を考えている人は

べた基礎スラブ下部分の捨てコンクリート打ちを

施工するかどうかを確認して見ましょう!

コスト削減の為に

捨てコンクリートを施工しない工務店が

殆どです!

捨てコンクリートを施工していない場合は

下記内容のトラブルが出てくる可能性は

非常に大きいですよ!

 

今回は

新築工事の基礎配筋検査(瑕疵保険)に立会に行きましたが

検査が早く終わっていて立ち会えませんでした。

現場監督に

検査の結果を聞いたところ

何も無しとの事でした。

瑕疵保険法人の基礎配筋検査の検査員も

余程、おかしな施工をしていない限りは

小さな指摘ぐらいで

ほとんど問題無しにしてくれます。

後から私がチェックしてみても

下記写真の様にスペーサーが入っていますので

立上り部分のかぶり厚さは問題ありませんでした。

【基礎立上り部分のスペーサー写真】

 

問題は

下記写真のべた基礎部分のかぶり厚さです。

【かぶり厚さ60㎜が確保出来ていない写真】

以前のブロブにも記載しましたが

べた基礎部分の下に

捨てコンを打っていないケースです。

今回の場合は

この様に、サイコロがずれて水平になっておらず

かぶり厚さの60㎜が取れていません。

60㎜用のサイコロを

70㎜有る部分を使用して

多少の沈みに対応しようと考えている事は

分かりますが

ベースコン打ちの時は

一々

サイコロ部分のかぶり厚さを気にしながら

コンクリート打ちをしませんので

かぶり厚60㎜は取れていない可能性が大きいですね。

 

考え方の一つとして

仮に

瑕疵保険から考えてみた場合

構造耐力上主要な部分である基礎の瑕疵項目は

主として「ひび割れ」になります。

そのひび割れも0.50㎜以上無いと

瑕疵保険は支払われないです。

べた基礎のスラブ部分にひび割れが出る原因は

①夏の時期に養生不足(不良)の場合、鉄筋の上部に入るひび割れ

②不同沈下が原因でスラブ部分がへの字になった場合のひび割れ

くらいでしょう。

かぶり厚さが原因でひび割れが入る事は、殆ど考えられないのかな?

かと言って

ひび割れが0.50㎜以上有った場合

その原因が

配筋のかぶり厚さが60㎜取れていないからと言った発想は

余程の事が無い限り

出て来ないのではないでしょうか?

 

何が言いたいかと言いますと

瑕疵保険的には

かぶり厚さは、それほど重要でないのかな?

問題になるのは

建築基準法です。

建築基準法で記載されている様に

土に接するかぶり厚さは60㎜とあります。

これが守られていなければ

契約不適合の建物になります。

となれば

基礎工事の遣り替える事以外に

何か方法がありますかね?

この様な事にならない様に

工務店側は

スラブ下に捨てコンクリートを打って

かぶり厚さを60㎜確保しましょう!

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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