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リフォーム工事を条件に中古住宅の契約は要注意!

今回は、<リフォーム工事を条件に中古住宅の契約は要注意!>としてお話をします。

お題目を簡潔に出来なかったので

少し長くなってしまいました。

 

お題目の状況はどの様な状況だったかと言いますと

中古住宅を購入しようと考えていた

ご依頼主が

場所的・金額的に適当な物件を見に行って

その物件を気に入ってしまったのです。

建物の劣化状況で

1階のLDK床の傷みと傾斜が気になっていたので

外壁の塗替えと一緒に見積依頼をお願いしたそうです。

自分の知り合いの知り合いにも

念の為に見積もりをお願いしていたのですが

仲介業者から来た見積と比べると

全然値段が高かったそうです。

ここで問題なのが

見積内容を良く見ないで

トータル金額だけしか見なかった事ですね。

それは何故か?

後から聞けば

これは可笑しいと思う事ですが

当人に聞いてみると

仲介業者の人柄が良く見えて

人を騙すようには見えなかったとの事。

仲介業者は

リフォーム工事自体の内容まで把握しておらず

ただ単に見積もりを

其のまま見せたとの事でした。

契約した後に

リフォーム工事が完成し

ワクワクしながら見に行き

最初は

思っていた以上に綺麗に仕上がっていたので

喜んでいたそうです。

しかし

引っ越しまでに何回か見に行っていると

床の傾斜が直っていない事が判明。

ここからが

仲介業者との言い争いになったのですが

床の傾斜を直す事を

言った、言わないを繰り返すだけで

証拠が無いので

結局泣き寝入りになってしまいました。

どちらかと言えば

仲介業者が

とばっちりを受けた感じかな?

その後に

気が収まらないので

私ほ方へ「住宅診断」の依頼が有りました。

その結果は

床の傾斜の方は

LDKの床は6/1000で納まっていましたが

2階の洋室一部屋と廊下の床が

8/1000の傾斜を確認出来ました。

築年数なりかな?

ただ

2階の床の傾斜は

2階の載りが悪い事が原因ですね。

 

中古住宅を購入する時に

リフォーム工事を条件にした契約をする前には

「住宅診断」を依頼して

その建物の劣化状況を確認してから

リフォーム工事で直す箇所を決め

見積を依頼しましょう。

そうすれば

言った、言わないの言い争いは無くなるし

直すべき箇所は直す事が出来ます。

何回も言います。

中古住宅を契約する前には

リフォーム工事を条件にしたとしても

必ず「住宅診断」を依頼しましょう!

「建物状況調査」ではダメですよ!

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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