Y&Y住宅検査
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2階床の傾斜として

今回は、<2階床の傾斜として>についてお話をします。

お話の内容は

中古住宅の「2階床の傾斜」についてお話をしてみます。

年号が平成になる前後の

新耐震基準の木造住宅の基礎は

大半が布基礎で

基礎に鉄筋入りが一般化した頃の

2階建て木造住宅の「住宅診断」を振り返って見ますと

熊本地震以降

耐震性能には「直下率」大変重要と分かって来ましたが

当時の建物は

直下率の「ちょ」の字の考えも無かった建物です。

当然

2階の間取りの載りが

間取り重視の考えで

2階の柱の下に1階の柱が来るような考えが無く(通し柱以外)

30年以上経過した場合

例えば

2階の出隅部分の柱の下に

1階の柱とか壁の通りが無い建物の

劣化事象で多く確認されるのは

2階の床の傾斜が傾いている劣化事象です。

それも

6/1000以上の傾斜が

一部屋(一部の壁の通り)だけが悪いという

パターンが多く確認されています。

つまり

原因は明らかなのです。

ただ単に

2階の載りが悪いと言うだけです。

この場合は

1階の天井を剥がして

2階の床が下がっている梁を

ジャッキで押し上げて

鉄骨材等で補強工事をすれば

2階の床の傾斜は

ほぼ直せます。

この様に

原因を追究して

補修方法まで

お客様に説明できるのは

Y&Y住宅検査の「住宅診断」が

劣化事象の原因を目視の範囲で追及するからです。

「建物状況調査」のインスペクションの様に

劣化事象の有無だけの調査の報告書では分かりません。

原因が分からないので

2階の床の傾斜を直すには

原因の根本を直すのではなく

表面上の床の傾斜を増し貼り?などで

水平にする工事くらいしかしませんね!

 

上記の床の傾斜は

単純な劣化事象でしたが

厄介なのは

不同沈下によって

1階の床が

一定方向に傾斜していた場合

2階床の傾斜の原因が

2階間取りの載りが悪い場合は

1階床の傾斜と同じ方向に

傾くとは限らない事です。

この2階の載りの劣化事象が分かっていなければ

お客様に

床の傾斜の原因は

説明できないでしょうね!

 

どちらにしても

「建物状況調査」的なインスペクションが

「住宅診断」と考えているインスペクターには

劣化事象の原因の説明をする事が必要無いから

悩む事は無いでしょうけどね!

 

余談ですが

話を少し戻して

この時期(30数年前)は

今の様な地盤調査は無く

鉄筋棒を地中に挿して

その時の鉄筋棒の沈み具合で

地盤補強(ソイルセメント工法)を

実施するかどうかを決めていました。

(ソイルセメント工法とは:

セメントと地盤の土を攪乱して

地盤の強度を上げる工法の事です。)

余程

運が良い場合以外は

ほぼ

大なり小なりの不同沈下の

劣化事象は有ると考えていた方が

この頃建てた中古住宅を購入する場合は

無難ですね!

 

Y&Y住宅検査は

中古住宅を購入した人にとって

床の傾斜が

一番泣き寝入りする劣化事象と考えていますので

床の傾斜計測には

特に力を入れて検査を実施しています。

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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