Y&Y設計事務所
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基礎パッキンの施工不良として

今回は、<基礎パッキンの施工不良として>についてお話をします。

今日は

キソパッキンについての不適合事象のお話です。

基礎パッキンと言っても色々種類が有ります。

基礎パッキンが出始めの頃は

長さが10cmとか20cmの基礎パッキンを

柱の下とか土台と大引きの取合い部分等に設置し

その設置する間隔が1m以内が普通でした。

最近では

殆ど見られなくなり

その代わりとして

土台の下全てに敷き詰める

キソパッキンロング(Jotoの商品名)が

今では主流になっています。

このキソパッキンロング自体に

床下換気用のスリットが開いていて

土台下全てに敷きますので

床下の換気が一律になり易いですね。

出始め頃の時の様に

柱下に設置忘れとか

1m間隔に設置するのを忘れる事は無い様になりました。

しかし

この前の住宅診断の時は

下記の様に入れていない不適合事象を発見しました。

原因として考えられる事は

土台敷の時に

キソパッキンが足らなかったとしか考えられませんが

呆気に取られてしまいました。

【キソパッキンロングの入れ忘れ写真】

 

上記の建物と違う新築分譲住宅ですが

出始め頃のスリットの無いキソパッキンを

設置していた分譲住宅に出会いました。

まだ使用する工務店有るとはビックリポンでした。

この場合は

1m間隔とかの規定が有りますので

慎重に検査した結果

下記の写真の様に設置忘れが

4か所確認されました。

写真は少し見にくいです。

【柱下部分の設置忘れ写真】

 

この様に

床下に入っての検査をしなければ

発見できなかった不適合事象です。

新築分譲住宅だから

安心と考えるのは

不用心です!

今回のキソパッキン入れ忘れが

実際にどの程度

建物に影響が有るか分かりませんが

メーカーが決めている設置要領を

シッカリと守る事が大切と考えます。

 

良く言われる事ですが

「住宅診断」

荒探しの極みと嫌味を言われますが

しかし

この考え方を

もう少し前向きにして頂き

「住宅診断」は

各工務店が

今後

注意して施工して行かなければならない所が

確認出来るのだから

どんどん「住宅診断」を実施して貰える様に

買主様にお伝えした方が

会社の為になると思いますよ!

買主様に対するアピールにもなりますよ!

それによって

品質の良い住宅が出来ると思いますが

皆さんはどう思われますか?

 

今回のお題目は

そんなに重大な不適合事象では有りませんでしたが

この様な小さな不適合事象の発見の積み重ねが

インスペクターとしての経験になります。

この小さな不適合事象を見落とさない様

今後も発見に精を出して行きます。

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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