Y&Y設計事務所
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屋根裏の不適合事例②として

今回は、<屋根裏の不適合事例②として>についてお話をします。

今日の不適合事例は

雨漏り事象の典型的な事象で

下記不適合事象写真の

建物全体の状況としては

住宅診断を実施した家の2階屋根面が

地上から全然見えない状況です。

天気は

曇り時々雨のどんよりした重たい感じでした。

下記一枚目の写真が

診断当日の写真で

二枚目が一週間後の写真です。

 

【住宅診断当日の写真】

 

住宅診断当日は

曇り時々雨だったので

屋根タルキが濡れている状況がハッキリと分かります。

 

【住宅診断から1週間後の写真】

 

上記二枚目の写真は

一週間後の晴れた日だったので

屋根タルキと野地板との取合いから

外部の光が入っている状況が分かります。

何故

2枚目の写真が有るかと言いますと

雨漏りの原因が

何処から雨が入り込んでいるのかが分からなかった為

日時を変えて

再度

屋根裏に入って検査をしたからです。

 

更に近づいて撮った写真が

下記の写真です。

雨漏りのハッキリした原因は

瓦を留めるはずの釘が

野地板に打ち込まれずに

野地板の隙間に打たれていた事は

間違いは無いのですが

残念ながら

屋根上の瓦の状況が分からず

瓦が割れてズレたのか?

何故

外部の光が入るのか?

検討が付きませんでした。

 

【接近写真】

 

今回の雨漏りの事象を

何故

当日発見出来なかったのかについては

反省すべき点が多々有ります。

たまたま

再度

現地を見る事が出来たので

見落とさずに済みましたが

今後の課題とします。

しかし

この事から言える事は

屋根裏点検口からでは

確認出来ない事がほとんどです。

屋根裏に入っての検査は

絶対に必要という事になりますね!

「建物状況調査」的なインスペクションではなく

屋根裏・床下に入っての検査が有る

「住宅診断」を依頼しませんか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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