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外壁通気構法が何故必要なのか?

このブログは

住宅診断を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入りしない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<外壁通気構法が何故必要なのか?>についてお話をします。

今から築浅の中古住宅

特に新築分譲住宅の購入を考えている方へ

是非(必ず)

自分が契約しようとしている住宅が

サイディング工法などの乾式工法の場合は

外壁通気構法が完結しているかどうかを

確認してみて下さい!

今回は

外壁通気構法の重要性を

結露の観点から説明しています。

数式(机上の計算)でハッキリと出ますので

外壁通気排気口金物の未施工の言い訳は

大変難しいのでは?・・・・。

 

今迄のブログに

外壁通気構法未完結の不適合に関する記事を

何度も書いていますが

では何故

外壁通気構法が

瑕疵保険の設計施工基準に於いて

遵守しなければならない構法になっているのか?

また

外壁通気の出口排気口金物が無い

不適合事象の指摘を

何度も何度もブログにアップしているのか?の

何故についてお話をしてみます。

今迄

大まかな事は

外壁通気の出口が無いので

外壁内に湿気が溜まり

それが結露となり・・・・。迄は記載していました。

では何故

結露が発生するのか?

専門用語を極力使用せずに簡単にメカニズムを説明します。

最初に

気温(温度)には

その温度に対して

例えば

温度が0°Cの時の空気1㎥の中に

100%湿気が蓄えられた場合の水蒸気は

4.9g/㎥ です。 ☜ 専門用語では「絶対湿度」

天気予報で

気温温度0°C 湿度90% と言う時は

4.9g/㎥ × 90% ≒ 4.4g/㎥ ☜ 専門用語では「相対湿度」

の水蒸気が含まれているという事なのです。

外壁内の結露の計算には

この計算が基本になります。

実際の

外壁内結露計算には

断熱材の種類・厚さとか気密シートの有無などで

壁内の露点ラインが全然変わって来ます。

住宅の外壁を決める場合は

本当は、この計算が必要なのですが

多くの工務店は

建材メーカーの言う施工方法などを

そのまま鵜呑みにして施工しているのが実情です。

因みに

露点とは結露になる温度です。

では

計算例で結露が発生する

基本的なメカニズム(仕組み)を説明します。

外気を0°C 湿度90% の相対湿度は 4.4g/㎥

室内を22°C の絶対湿度は 19.4g/㎥

湿度を50%とした場合の相対湿度は

19.4g/㎥ × 50% ≒ 9.7g/㎥ になります。

室外と室内のそれぞれの温度の相対湿度の差

つまり

引き算の数値が結露になるのです。

9.7g/㎥ ー 4.4g/㎥ = 5.3g/㎥ ☜ 結露

この5.3g/㎥の水蒸気が

外気側の外壁通気内で

外気温度0°Cの空気には含み切れずに結露が発生するのです。

規定通り

外壁通気の出口金物を設置していて

外壁通気構法が完結していれば

この5.3g/㎥の水蒸気が結露にならずに

または結露になったとしても

ほとんどが外気へ発散して行くのです。

ゆえに

外壁通気構法は必須工法なのです!

 

今日の

結露の説明は

冬の季節で発生する結露のメカニズムを説明しました。

冬に結露が発生する事は

体験上すんなりと理解できると思います。

実際には

夏の季節にも外壁に結露をしている場合が有るのです。

この話は

いつか今度お話をしたいと思います。

どうでしたか?

外壁通気構法が完結させる事が必要な理由は

上記内容でご理解されたでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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