2025/05/07
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<屋外排水桝の中のチェックは忘れない様に!>についてお話をします。
今日のお話は
築年数が2000年以前の
既存住宅の屋外排水桝のお話です。
偶に有るのですが
古い団地の一角に建っている既存住宅で
建物自体は
綺麗にリフォームされた
買取再販業者の建物をよく見ますが
建物廻りの外構工事については
昔のままの状態の売り物件を見ます。
この様な建物は
排水桝等には要注意です!
一般的に最終桝は
全面道路側面の敷地に設置していますが
その前面道路と
敷地との高低差が有る場合は
駐車スペースの土間コン部分に
設置されていない場合が有ります。
この様な場合は
庭の雑草に覆われて
最終桝の位置が
分からない場合も有ります。
何故ならば
最終桝と言う桝は
大きなリフォーム工事で
建物の排水経路などが
大幅に変更しない限り
殆どフタを開ける事は有りません。
下記写真①を見て下さい。
実際に住宅診断を実施して
指摘事項に上げた時の写真です。
この建物は
外壁の塗替えメンテナンスや
流しなどの住宅設備機器は
新しいものに取り替えられていました。
がしかし
上記写真①を見て分かる様に
最終桝フタの取手がサビて朽ちてしまい
最終桝の蓋を開けて
中を見る事が出来ませんでした!
更に
下記写真②を見て下さい。
桝の中に
排水トラップが設置しています。
昔の建物の場合
洗濯排水等の住宅設備には
それ自体にトラップが
付いていない場合が有ったので
屋外の桝の中で
排水トラップを設置する場合が
有りました。
しかし今の設備機器の場合は
機器本体にトラップが付いていますので
排水桝に
排水トラップが設置していれば
二重トラップになってしまいます。
では何故
二重トラップがNGなのか?
理由は
建築基準法施行令で
二重トラップは禁止されている事と
2重トラップの場合は
実質的に言えば
排水が流れにくい構造になるのです。
なので
築年数が古い建物の場合は
買取再販業者は
屋外給排水までを
チェックしない事が有りますので
現地を見学に行かれた場合
もし古い桝のままであれば
必ずチェックして見て下さいね!
今日の纏めとして
買取再販業者が販売している
建物本体を綺麗に
リフォーム工事されている建物でも
屋外排水桝までを
リフォームしている事は
ほぼ殆ど有りませんので
上記写真①や②の状況を
必ずチェックして見て下さいね!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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