Y&Y設計事務所
対象エリア:広島・岡山・山口

telお問い合わせ

〒730-0731 広島県広島市中区江波西1丁目6番35号
営業時間:8:30~18:30    定休日:不定休    MAIL:info@yandykensa.com

築古既存住宅の床下の不具合事象に要注意!

Y&Y設計事務所

住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

住宅を建てる又は購入する前に

是非、一読下さい!

 

今回は、<築古既存住宅の床下の不具合事象に要注意!>についてお話をします。

今日のお話は

築古の既存住宅の床下調査で遭遇したお話です。

 

築古の既存住宅で気を付けたい年代は

新耐震基準以前の建物です。

 

新耐震基準とは

昭和56年(1981年)6月以前の建物です。

 

この頃は

基礎仕様は布基礎で

ほぼ鉄筋は入っていない無筋のコンクリートです。

 

もし下記写真①の様に

1.0㎜前後以上のひび割れ幅が

入っている基礎の場合は

 

100%無筋の基礎コンクリートです。

 

【写真①】

 

 

上記写真①の様な

ひび割れを見つけた場合は

 

必ず何箇所も

同じ様なひび割れが入っています。

 

何故かと言うと

2000年以降になる迄は

 

今の様に

地盤調査を実施していませんし

鉄筋も入っていません!

 

地域によっては

職人の経験と勘を基に

コンパクトな

コンクリートミキサーで

コンクリートを配合していたのです。

 

この事だけでも

基礎コンクリートの強度は

均一ではない事がお分かりと思います。

 

なので

上記写真①の様な

ひび割れが有る場合は無筋基礎なので

 

リノベーションをされるのであれば

基礎補強は必須ですよ!

 

 

経験上

上記写真①の様な基礎の場合は

 

下記写真②~④の様な

不具合を発生している可能性が

大変多いと考えられます。

 

写真②は

布基礎表面が

針状結晶によるコンクリート表層剥離現象です。

 

この現象が発生していれば

コンクリートの強度劣化が相当進んでいますので

基礎補強は必須ですよ!

 

【写真②】

 

 

下記写真③は

見ての通りシロアリの蟻道です。

シロアリによる被害が

有ると考えられますので

 

シロアリ防除業者で

防蟻処理を必ず実施して下さい!

 

【写真③】

 

 

上記写真③は

買取再販物件

綺麗にリフォーム工事をしていた建物の

床下の状況なのです。

 

下記写真④は

何と束石の代わりに

コンクリートブロック半分を

使用している写真です。

 

【写真④】

 

 

上記写真④の

コンクリートブロックは

意外と築古既存住宅に使用されています。

 

 

今日の纏めとして

新耐震基準以降の建物でも

 

2000年を過ぎる迄は

無筋の布基礎仕様は結構ありますので

 

住宅診断を実施して

鉄筋の有無を確認して見て下さいね!

 

無筋の場合は

基礎補強を必ず考えましょう!

 

という事で

今日のお話は

参考になりましたでしょうか?

 

このブログ内容に聞きたい事が有れば

下記メール又は携帯電話へ連絡を下さいね!

メール:info@yandykensa.com

携帯電話:090-1183-5008

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側

「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

「住宅コンサルティング」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

※ご意見、ご感想がある場合はこちらからお願いします。

 

昨日のウォーキング&ジョギング

今日は雨模様なので休みました!

距離は00.0km  歩数は00,000歩

トータル614日目(休んだ61日間含む)

総距離5,576.6km

総歩数7,297,788歩