2025/12/08
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<何故、新築各工程検査が必要なのかについて⑤>についてお話をします。
今日のお話は
何故
新築各工程検査が必要なのか?
についての5つ目のお話です。
新築各工程検査を依頼する時に
省いてはいけない5つの必須検査項目が有ります。
それは
基礎配筋検査と金物・構造躯体検査
外部防水下地検査と断熱材充填検査
5つ目に完成検査
の5つの検査項目は絶対に実施して欲しいですね!
その理由として
今回は
必須検査の1つ完了検査について
説明してみます。
当社の完了検査は
完成した建物の「家歴書」として
保存する為の書類を作成する検査です。
それ以外の検査として
住宅設備機器の設置状況などもチェックします。
因みに
「家歴書」として残す書類の内容は
下記3項目の内容になります。
①壁・床の詳細傾斜計測
②小屋裏に入っての調査
③床下に入っての調査
上記「家歴書」以外に
住宅設備機器の設置状況を含む
仕上がり状況などのチェックで
一般的に言われる
「施主検査」の様なチェックも
完成検査に含みます。
ここから
「家歴書」の内容を説明して行きます。
下記図面①は
①の壁・床の詳細傾斜計測を
実施した事例です。
計測結果の数値を図面に落として
建物全体の傾斜傾向を見える化しています。
上記図面①の様に
引渡し時の
傾斜計測チェック図面が保存されていれば
将来に発生すると思われる
地震などの災害を受けた時に
建物が
どの様に影響(被害)を受けたのか?
判断の基になります。
また
何故下記の調査が必要なのか?
②小屋裏に入っての調査
③床下に入っての調査
その理由は
断熱充填検査は
室内側から見える範囲の検査です。
例えば
天井断熱材が2枚重ねの仕様であった場合
室内から見た天井断熱材は
キチンと入っていたとしても
小屋裏に入って断熱材を調査してみると
下記写真①の様に
2枚重ねの天井断熱材が
断熱欠損を起こしているかもしれません。
床下断熱材が
袋入り繊維系断熱材であった場合は
下記写真②は
床下に入って断熱材を調査してみると
床断熱材の中央部分がダレて
断熱欠損している事例写真の様に
なっているかもしれません。
何が言いたいかと言うと
室内から見るだけの断熱充填検査では
上記写真①、②の様な
断熱欠損は見つかりませんよ!
と言いたかったのです。
如何でしたか?
今日の纏めとして
新築分譲住宅や
既存住宅を購入される時も
同じ理由で「家歴書」として
下記3項目を
住宅診断される事もお勧めします。
①壁・床の詳細傾斜計測
②小屋裏に入っての調査
③床下に入っての調査
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
昨日のウォーキング&ジョギング
距離は5.3km 歩数は8,451歩
トータル818日目(休んだ104日間含む)
総距離7,096.4km
総歩数9,270,988歩
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今回は、これで終わります。
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