2025/12/14
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<新耐震基準以前の住宅は、床の傾斜に要注意!>についてお話をします。
今日のお話は
築古の既存住宅を購入する前に
建物の床・壁傾斜計測は必須ですよ!
というお話です。
先日の電話相談で
築古の1戸建既存住宅の
床・壁傾斜計測に行って来ました。
結果として
とても大変悪い計測結果になりました。
いつもの様に
事前にプランの間取り図をメールして貰い
傾斜計測用のチェック図面を作成し
傾斜計測で計測した数値を
傾斜計測チェック図面に落とし込みました。
今回は残念ながら
まだ依頼者に
ブログでアップする許可を頂いていませんので
傾斜計測のアップ出来ませんが
今まで床・壁の傾斜計測を実施した中で
ワースト1でした!
調査依頼の建物は
リフォームする為に和室の部屋のタタミを
既に撤去していた為に
和室のタタミ下地で
床の傾斜計測が出来ましたので
全ての居室の計測出来ました。
で
1階床の最大高低差は約54㎜
2階床の最大高低差は約51㎜でした。
壁の傾斜計測の結果としては
1階壁の最大傾斜計測は13/1000
2階壁の最大傾斜計測も13/1000で
建物全体の傾斜傾向は南側に
1階も2階も同じ様に床も壁も傾いていました。
で後から確認して見ると
何と築年数が1980年代前半の
建物だったという事が分かりました。
つまり
新耐震基準以前の建物で
基礎は布基礎で無鉄筋と思われます。
傾斜計測のみという約束と
敷地も建物も特異な形状だった為
残念ながら
建物の外や床下を調査できず
基礎の状況が分かりませんでした。
しかしこれは
明らかに不同沈下が原因の傾斜ですね!
今日の纏めとして
築2000年以前の建物で
特に新耐震基準以前の
既存住宅を購入される方は
契約前に
床・壁の傾斜計測を実施して
建物の現況を確認してから契約しましょう!
必ず
耐震診断を実施して
耐震補強工事は必須ですからね!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
昨日のウォーキング&ジョギング
少しだけ膝・腰の痛みが和らぎましたので
少しだけゆっくりウォーキングしました。
距離は8.9km 歩数は11,717歩
トータル824日目(休んだ108日間含む)
総距離7,112.9km
総歩数9,292,567歩
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今回は、これで終わります。
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