2025/12/13
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<車庫天井には軒天換気部材設置が必須ですよ!>についてお話をします。
今日のお話は
主に車庫上階に居室が有る場合の
車庫外壁通気層の出口を
どうするのかについてのお話です。
注文住宅を今から建てられる人や
新築分譲住宅を契約する前の人は
上階に居室が有る場合の天井裏の
換気についての規定が有りませんので
何が住宅にとって必要な事なのかを
このブログを読んでみてね!
本題に入ります!
車庫以外にも玄関ポーチ上部に
居室が有る場合も同じです。
下記資料①に説明されている事は
外壁通気層に入って来た外気を
何処から
排出するのかについて書かれています。
左側の絵は
外壁通気部材を設置して屋外に排出しています。
右の絵は
ただ単に天井裏に入る様にしています。
どちらも一長一短がありますね!
左側の場合は
天井裏の空気の出る所が無いので
動かないという事になります。
この場合
室内からの出て来た湿気が
天井裏に溜まってしまうと
結露発生の原因になります。
かと言って
右側の場合も外気が天井裏に滞留するだけで
屋外へ排出する事は出来ません。
つまり
先程と同じ様に天井裏に湿気が溜まってしまい
結露発生の原因になってしまいます。
もし
下記写真①の様に
外壁透湿防水シートが寸足らずの為に
居室側の壁断熱材が露出していた場合は
どの様な不具合が発生するでしょうか?
上記資料①の右側の場合でしたら
梅雨時の外気の湿気が断熱材の方へ
入り込んでしまいますね!
仮に外壁透湿防水シートが
下記写真②の様に
キチンと梁上まで張られていたとしても
天井裏に湿気が滞留してしまい
結露又はカビの発生も考えられます。
私見として
上記不具合の発生を最小限にする方法は
下記写真③の様に
外壁通気層を通って
天井裏に入って来た外気を
天井側に設置した軒天換気口から
排出させる方法が良いと思います。
ただし
天井裏にも外気が入る兼用の
外壁通気部材はNGです。
どっちつかずになると考えるからです。
今日の纏めとして
上階に居室が有る
車庫や玄関ポーチの天井面には
必ず
軒天換気口も設置させましょう!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
昨日のウォーキング&ジョギング
少しだけ膝・腰の痛みが和らぎましたので
少しだけゆっくりウォーキングしました。
距離は7.6km 歩数は9,862歩
トータル823日目(休んだ108日間含む)
総距離7,104.0km
総歩数9,280,850歩
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今回は、これで終わります。
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