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新築住宅の2階床の下がりとして

このブログは

住宅診断を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入りしない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<新築住宅の2階床の下がりとして>についてお話をします。

新築分譲住宅の購入を考えている方は

契約する前に

住宅診断をした方が良いと考えます。

新築住宅だから

床の傾斜が有る訳が無いという先入観は

通用しませんよ!

現実に

2階の床が下がっている

新築住宅の住宅診断をして

何件も確認していますからね!

 

この2階床の下がりの件で

本題に入ります。

今日

5月30日のブログ

プレカット図面は誰が考える? (yandykensa.com)

に記載していた

注文住宅のプランの件で

お施主様とプラン変更の打合せをさせて頂きました。

事前情報によると

お施主様のプランに対する拘りが強く

梁の下に柱を入れる事は難しいとの事でした。

なので

耐震等級2か3の構造計算を

勧めるしか無いと考えていました。

しかし

構造計算には費用が掛かる為

うんとは言わないだろうなって考えながら

実際の打合せに入りました。

最初に説明したのは

今迄実施した新築住宅の住宅診断で

2階床が下がっている実例のお話をさせて頂きました。

その後に

お施主様のプランは

この実例よりも

まだ条件が悪いプランで有る事を説明し

梁下に柱を入れる事を提案して見ました。

結果は

意外と簡単に柱を入れる事に

同意をして頂いたので

ホッとしました。

 

今回の事で思った事は

2階床が下がっている実例を挙げた

新築分譲住宅のプランを作成した時は

誰も

柱を入れた方が良いのでは?・・・と言う提案

または

指摘をしなかったのだろうな?

実際に

住宅を設計した建築士も

プレカット図面を作成した業者も

自分がプランした建物の

2階の床が下がっている事を

想像もしないし

確認していないのだから

指摘のしようが無いのかな?

そもそも

その指摘をする発想自体が無いだろうね!

残念だけど・・・・・。(´;ω;`)ウッ…

結局

実際に住宅診断をして

2階の床が下がっている原因を

追及しているインスペクターの指摘だったから

今回は

お施主様も

すんなりと聞き入れてくれたのかな?

私以外の建築士も

実際に現状を確認して

2階の床が下がる原因を無くして欲しいと思います。

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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