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外壁面に発生するのは「カビ」?「藻類」?として

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<外壁面に発生するのは「カビ」?「藻類」?として>についてお話をします。

前回のブログ

軒先側外壁面にカビが発生する原因は? (yandykensa.com)

に関して

外壁面の「カビ」と書いていましたが

今後は

正確性を期す為に

「藻類またはカビ」とする事に致しました。

前日のブログを

フェースブックにアップした時に

読者の方から

「カビ」ではなく「藻」と指摘が有ったのです。

最初は

苔・藻・カビの違いは何で見分けていますか?

私の場合は

日光があまり当たらない北面の外壁のお話をしています。

苔と藻は植物なので光合成をする事が必要ですが

カビは菌なので光合成を必要としません。

なので「藻」ではなく「カビ」と判断しています。

と言ってから更に

色に関しては

コケ類とか藻類の場合は緑系で

カビ類は緑以外の赤色とか茶や黒色と区分けしています。

と今度は違う方へ返事をしていました。 ☜ なかなか間違いを認めないね!(笑)

それから色々と調べていたら

藻類は25°以上になると死滅すると ☜ これ間違い!

書いている資料を見つけた時に

走馬灯のように頭の中がグルグルと廻って

今迄の話した内容が一つに繋がったのです。

つまり

11月1日のブログから

部屋内のカビ発生原因と対策として (yandykensa.com)

カビの発生の4要素を思い出したのです。

①湿度70%以上

②気温20~30度

③カビの栄養分

④空気(酸素)

の事を思い出したのです。

最初に北面外壁に発生するのは「藻類」と結論を出したのです。

何故ならば

カビが発生する4要素の内2要素も足らないので

カビがいきなり発生する事が出来ないと考えたからです。

冬の時期に

外壁通気内に結露が発生し

それと同時に

外壁面にも結露をしたとしても

カビが発生する要素の20~30度の「温度」が足らない事と

湿気が有っても「栄養分」が無い可能性が大きい事から

冷静に考えたら

カビが発生出来ない事が分かったのです。

では

それが何故「藻類」になるのか?

更に調べたら下記の資料を見つけたのです。

因みにその資料は

「建物外壁における藻類の生育状況に関する研究」  _pdf (jst.go.jp)

「藻類」が増殖する最適温度は18~25°で

外壁面が40°以上の高温を15分以上暴露した場合は

死滅して温度を戻しても再活性化はしないと有ります。

以上の事から

最初に

北側外壁に増殖するのは「藻類」と考えたとして

夏期に

外壁面が32°以上になって「藻類」が死滅した後に

カビが発生する気温20~30°になった時点で

「藻類」の死骸がカビの栄養分?となって

「カビ」が増殖したと考えられないだろうか?

それとも

「藻類」が生息している間は緑色系の色と考えた場合

緑色系統でなくなった時点で「藻類」が死滅したから

黒色系統の色に変色したと考えた方が正解なのか?

また

死滅したからと言っても

「カビ」の栄養分になるとは分かっていないので

外壁面の色が濃くなっていくのは

「藻類」の増殖と死滅を繰り返す事が原因なのか?

もし

「カビ」と考えた場合は

時期として最適なのは

湿度と温度を考えれば梅雨の季節になります。

という事で

北面外壁に「カビ」が発生していると言っても

あながち間違いでもないのかな?って

往生際悪く思っていますが・・・・。(笑)

どちらにしても

これからは「藻類またはカビ」で統一します。

という事で

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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