Y&Y住宅検査
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一般的に多く採用されている断熱材は?

「住宅診断」を数多く実施して

不適合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない様に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<一般的に多く採用されている断熱材は?>についてお話をします。

今まで

「住宅診断」を実施して

住宅の不具合事象を多く目の当たりにした経験を基に

インスペクター目線からの

住宅プラン作成の為の基本的なお話をします。

前回のお話は

新築分譲住宅の「住宅診断」でも

以外に多い指摘事項として

「断熱材のすき間」のお話から

今の住宅にとって

大切で重要な位置を占めている

『断熱材』についてのお話をしました。

今日は

床・壁・天井・屋根の部位に

一般的に多く採用されている断熱材は

どの様な断熱材が有るのだろうか?

と言う基本中の基本のお話をする為に

参考資料として

8月28日のブログにアップした

「UA値0.46に挑戦!②」

https://www.yandykensa.com/blog/9139

を参考にしてお話を進めてみます。

 

本題に入ります。

「UA値0.46に挑戦!②」に記載しているのは

下記の分譲住宅の仕様を入れていますが

注文住宅でも

拘りがなければ一般的な断熱材の仕様です。

天井:グラスウール100㎜熱伝導率0.050

壁 :グラスウール100㎜熱伝導率0.050

床 :押出ポリスチレンフォーム40㎜熱伝導率0.028

サッシ:熱貫流率2.33南側ガラスのみ日射取得型

玄関ドア:熱貫流率2.91

上記仕様での

外皮計算(詳細計算)では

UA値の算定結果は0.68になります。

ZEH(ゼロエネルギーハウス)仕様を意識して

少し仕様をアップした場合

天井:グラスウール155㎜熱伝導率0.034

壁 :グラスウール100㎜熱伝導率0.038

床 :押出ポリスチレンフォーム65㎜熱伝導率0.028

に変えた結果

UA値の算定結果は0.57になりました。

下記の資料を見ますと

ZEH(ゼロエネルギーハウス)の0.60を

何とかクリアした数値です。

 

【各基準の熱貫流率】

 

結局のところ

前回のブログにも書いていますが

ただ単に熱貫流率の数値を追うのではなく

自分の生活が

エンジョイできる仕様で良いと考えます。

一つの考え方として

最初に

断熱性能の高い断熱材を施工した場合は

イニシャルコストが増えますが

ランニングコスト(光熱費)を少なくする事が出来ます。

または

この反対を考えるか?です。

どちらも一長一短が有りますので

良く考えられたら良いと思います。

断熱材の種類として

壁・天井の断熱材には

費用対効果(コストパフォーマンス)が良い

袋入りのグラスウール断熱材を

上記の建物には使用しています。

袋入りと言うのは

防湿フィルムでグラスウールを包んでいるタイプです。

袋入りタイプには2種類に分けられます。

一つは

JISA6930同等品として

防湿気密フィルム(50ミクロン以上)の商品で

外壁通気構法が省略できるタイプが有ります。

もう一つは

外壁通気構法が省略できないタイプで

防湿気密フィルムの厚さが薄いものも有ります。

また

袋入れではないグラスウールで

防湿フィルム別張タイプの製品も有り

このタイプを使用する場合の多くは

高気密・高断熱に拘っている住宅に

主に使用されます。

床の断熱材も

一般的によく採用されている床断熱材としては

押出ポリスチレンフォームが多いです。

インスペクター目線から言って

この商品の場合は

断熱材のすき間が気になりますが

一度補修をすれば終わります。

たまに

床用グラスウール断熱材を使用されている事が有りますが

このグラスウールの場合は

下記写真①の様に

施工的な不具合が起きやすいのと

グラスウールが湿気を吸った時には

自重で下がる事も考えられますので

出来れば

押出ポリスチレンフォーム系をお勧めします。

 

【写真①】

 

という事で

今日の纏めとして

壁・天井の断熱材は

コスパを考えた場合は

圧倒的にグラスウール断熱材になり

床の断熱材は

施工的な不具合が起きにくい事から

押出ポリスチレンフォーム断熱材なるのかな?

 

今日のお話は、参考になりましたでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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