Y&Y設計事務所
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熊本地震から丸6年!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<熊本地震から丸6年!>についてお話をします。

新築分譲住宅に於いては

悲しい事ですが

6年前に発生した「熊本地震」の教訓が

建物に全然生かされていませんね!

今日のお話は

昨年の4月13日に

フェースブックにアップしていた

愚痴の様な記事のお話をします。

その記事は

https://www.facebook.com/photo/?fbid=2566039817056257&set=a.1391277681199149

です。

記事の内容は

新築分譲住宅のプラン変更の話で

「柱・耐力壁の直下率」を考えながら

尚且つ

道路斜線の高さ制限で

天空率も考えながら試行錯誤している内容でした。

1年前には

まだ「構造区画」の考え方を

意識していませんでしたが

3.640㎜(4P)迄のスパン間隔で

梁の両端下に柱を持って来る事は

既に考えていました。

では

何故「柱の直下率」が重要なのか?

「住宅診断」での2階床の傾斜の原因が

「柱の直下率」が大きく関わっている事が

6年前の4月14日、4月16日に発生した「熊本地震」から

何年か過ぎた後に

下記資料①などを色々と調べて行くうちに

分かって来ました。

そう言えば

早いもので熊本地震から丸6年になりますね!

 

【資料①】

 

住宅の耐震性を考えると

耐震等級3が大変重要な事も分かって来て

許容応力度計算の耐震等級3の住宅を計画しませんか?

って事も過去のブログには

頻繁に記載しています。

 

話を少し戻して

今では

住宅のプランを考える時には

「柱・耐力壁の直下率」よりも

「構造区画」を先に考えながら

2階の間取りを考える様にしています。

最初にも書いていますが

この二つを考えながらプランをして行くと

ホントに

すんなりとプランが決まる事が無くなりましたね!(笑)

で尚且つ

「採光シミュレーション」「日射遮蔽」まで考えると

趣味的な範囲でする場合は良いとしても

費用対効果を考えるときついですネ!

まぁ

分譲住宅のプランの依頼では

この様な要望までは有りませんが

「構造区画」「直下率」

住む人の事を考えれば

Y&Y設計事務所では考えて行きます。

 

今日の纏めとして

「熊本地震」から丸6年

この教訓を生かした住まいづくりをして行きませんか?

せめて

「構造区画」「直下率」を考えて

プラン作成をしませんか?

という事で

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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