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新築分譲住宅の床傾斜検証③

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<新築分譲住宅の床傾斜検証③>についてお話をします。

新築分譲住宅の購入を検討している方は

是非

「住宅診断」を依頼する時には

構造が分かる「プレカット図面」を貰って下さい。

そうすれば

床の傾斜計測結果と見比べれば

安心度が変わって来ると思いますよ!

 

今日のお話は

新築分譲住宅の床傾斜検証③として

床の傾斜と「構造区画」「柱の直下率」

についてのお話をします。

この建物の「住宅診断」時の床傾斜結果が

下記図面①、②、③です。

 

【図面①】

 

上記図面①は

床の高低差が最大2㎜なので

新築住宅らしい問題無しの傾斜です。

 

【図面②】

 

上記図面②は

2階床の高低差の差が4㎜有りますが

ほぼ3㎜以内で納まっているので

こちらも問題は有りませんでした。

ただし

1階と2階の図面を合成して見ますと

下記図面③になります。

 

【図面③】

 

上記図面③を見てみると

Y3通り

「構造区画」で考えた場合

X2通りとY3通りとの交点に1階の柱が有りません。

もし

Y3通りに梁が通っているとすれば

下記写真①の様な梁の架け方になってしまいます。

 

【写真①】

 

実際に

2階床の傾斜に関しては

全然問題は有りませんでしたが

「構造区画」の事で考えた場合は

Y2通りとY4通りのX2通りとの交点に1階の柱が有ります。

また

X4通りの梁の事を考えた場合は

Y2通りには

必ず大梁が通っていると考えますので

Y3通りには

上記写真①の様な梁の架け方は

していないと考えます。

しかし

実際はどの様に梁を架けているのか・・・・。

「構造区画」の理想の考え方として

壁の通りの下には梁が存在して

その梁の両端を柱が支えている事になりますが

果たして

この建物はどうなっているのでしょうかね?

 

今日の纏めとして

この様な検証をして行けば

床の傾斜「構造区画」「柱の直下率」との

関係が見えて来ると考えます。

確実に

床傾斜のチェックするには

プレカット図面が必要です。

もし手に入るのであれば他の図面と一緒に

「住宅診断」を依頼する時に下さいね!

という事で

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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