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行政(建築課)への恨み節として!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<行政(建築課)への恨み節として!>についてお話をします。

今から

建て替えを考えている方は

敷地の形状及び前面道路の種類を

よくよく調査してから予算組をして下さいね!

 

今日のお話は

各行政(建築課)の建築主事の

考え方?(責任の押付け)

についてお話をします。

 

以前から

色々と理解出来ない(腹が立つ)

対応をしてくれる行政について

今回の案件で纏めて書いてみます。

 

早く言えば恨み節かな?(笑)

 

このブログで事有る事に書いているのが

「擁壁土留めCB2段積み」の件も有ります。

 

今回の場合は

元々が行政の方の手落ちが原因なのに

 

今から家を建て替える建築主に

責任を押し付ける事を

平気で言って来ている事です。

 

それは何かと言えば

何十年も前に道路位置指定の申請で

道路を完成させて完了検査を降ろしたはずの道路幅が

4m(縁石を入れて4.2m)幅に10cm程足らなかったのです。

 

その道路は

市に移管されて市道(3.9m幅)になっています。

 

行政が

4m幅が無い事を知っていて

市道として移管を受けたのであれば

 

建築基準法の「42条2項道路」

同等な扱いをすべきと考えるのが道理では?

 

つまり

道路中心から2mの後退線で有れば

建築主も理解すると考えます。

 

今回の場合も

「42条2項道路」と同等の扱いで2m後退を考えれば

石積み擁壁の法下で後退線が納まり

スンナリト事が運んだのです。

 

それを

道路の対面の敷地は

道路位置指定の許可を取得する時に

道路境界線部分を分筆しているから

 

その対面の道路境界から4m後退線が

道路後退線になると言って来たのです。

 

でここで問題が発生したのです。

 

4m後退した場合に

建築主側の石積み擁壁(高さ40cm)がかかってしまうので

撤去しなければならなくなったのです。

 

擁壁を撤去した後に

40cmの土留めをしなくてはなりません。

 

つまり

擁壁の撤去及び土留め擁壁の新設費用は

建て替え費用として予定外の費用が発生した事になります。

 

10万とか20万円とかでは無くて

100万円単位になってしまうのです。

 

この新型コロナ禍及びウッドショックで

建築費用が上昇している中での追加は大変キツイですね!

 

今日の纏めとして

話を分かり易くする為に纏めると

 

①行政のミスで道路位置指定の要件に

 達していない工事の許可を降ろした事

②行政のミスを帳消しにする為に

 建替え側に4m幅を押し付けた事

③CB2段土留め擁壁を認めない事

 

以上の3項目が

今回の行政(建築課)の理解出来ない(腹が立つ)

対応と考えます。

 

皆さんは、どう思われますでしょうか?

 

という事で

今日のお話は、恨み節になってしまいました。(笑)

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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