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「既存住宅状況調査の方法」についての問題点No.2

既存住宅状況調査技術者講習テキストの内容をチェックしていて気が付いた事を記載します。

●内部⑦床【構造】の所について

◆矛盾点及び理解出来ない点として
「b.調査の範囲」の所全てが矛盾していて理解できない。

これでは、どこをどの様に計測すれば良いのか分からない。

・勾配の計測は各階ごとに1区画以上とする。⇒ 1区画で良いのか?⇒ 物入れ、トイレ、洗面所などの1坪まではいいとして、その他は全て計測するべきでは?

・区画とは、居室、キッチン、収納スペース、廊下、玄関、ホール等をいう。⇒ 計測する区画を決める方法は?

・計測する位置は、部屋の中央付近にて直行方向する2方向とする。⇒ 直行方向は直交方向と解釈したとして、講習テキストの写真に記載している45cmの水平器で、部屋の中央付近にてタテ・ヨコを計測するだけの方法でも良いのか?

・共用部分または専用部分の約3mの計測距離を確保できる床とする。⇒ 共用部分または専用部分って何?共同住宅の時だけ、約3mの計測距離を確保できる床で計測しろって事?一戸建て住宅の計測距離は?

●調査手順の所の2.が理解できない。
2.(3)は、目視等で判断して最も傾きがある箇所を、レーザーレベル等を用いて傾きの方向および程度を計測する。⇒ 目視等って何?目視で最も傾きがある箇所なんて分からないのでは?

レーザーレベル等を用いて傾きの方向および程度を計測する? レーザーレベル等とは、水平器でも良いのか?

それでもって、最後の方に、計測方法の参考として?

【参考:レーザーレベルによる計測方法】を記載しています。

であれば、最初からこの様に計測して下さいと計測方法を決めたら、誰も迷わないのでは?

参考計測方法であれば、誰が計測してもほぼ同じ結果が出ると思います。

何故、計測方法を決定しないのか、全く理解できない。

しかし、この参考計測方法は、間違っていると断言出来ます。

この計測方法では、不同沈下しているかどうか分かりません。

8帖以上の部屋を計測する測点を9箇所以上を計測する必要が有ります。(1階だけでも良いので)

不同沈下の件は5月25日のブログに書いている通りです。


今まで、住宅診断の実績が無い建築士は、既存住宅状況調査技術者講習テキストに沿って計測し、既存住宅状況調査の調査報告書を作成して行きます。

この講習テキストは、早急に改正本を出さないと、重要事項説明用の「建物状況調査の結果の概要」がインスペクションを実施する建築士によって、内容が大きな差が出て来ます。

講習テキストであれば、計測機器、計測の方法、計測箇所を、基本になる一つの実例を上げて説明する事が大事だと思う。

その後は、各住宅によって各建築士が臨機応変して計測をすれば良いのでは?

このままでは、インスペクション業界が大変な事態になると思います。

中古住宅流通をしやすくする為のインスペクションが、かえってデメリットになってしまいそうですね。(・ω・`)

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では、今回はここ迄とします。

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