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新築分譲住宅に住む人の為に気流止めは必須!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<新築分譲住宅に住む人の為に気流止めは必須!>についてお話をします。

今日のお話は

住宅診断の為の事前調査表のお話です。

 

特に

新築分譲住宅の「住宅診断」を実施する時に

下記資料①の書類を

事前に施行された工務店に

記載して貰う様にしています。

 

何故ならば

実際の現地の調査では

2階屋根等のケラバ側の外壁通気材

目視では見えない場合が殆どで

 

グラスウールであれば

同じ厚さの断熱材で有っても繊維の密度が違います。

 

しかも

グラスウールを包んでいるフィルムの色が

厚さや密度が違っても殆どは見分けが付きません。

 

なので

断熱材の場合は

事前に出荷証明書を出して貰う様にしています。

 

【資料①】

 

上記資料①は

「⑤の間仕切り気流止め」の項目を

今回新たに追加しました。

 

何故ならば

高断熱・高気密住宅であれば

気流止めは標準納まりと考えますが

 

一般の新築分譲住宅で

2025年省エネ基準にしたところで

断熱性能は余り期待が出来ませんし

 

気密性能の数値が決まっていませんので

多少断熱材の性能を上げたからと言っても

床下から冷たい外気が入って来ます。

 

この事を考えた場合

床下からの冷たい外気が

室内に入らない様にするには

どうすれば良いのか?

 

それも低コストで

手間を少しかけるだけで

出来る事は何か?と考えたのです。

 

出した答えが

間仕切り壁の上下をシッカリと

気流止め施工をすれば

改善できると考えたのです。

 

そこで

住宅診断の為の事前調査表

⑤の項目を追加したのです。

 

まぁ

工務店側の回答が

無回答になる事は分かっていても

 

それを目にした

工務店の担当者

前向きに「気流止め」の事を

少しでも受け止めて考えてくれたら

 

もしかしたら

次回の建物に「気流止め」の施工を

してくれるのではないか・・・・?

 

って淡い期待を胸に

⑤の項目を追加しました! (笑)かな?

 

 

今日の纏めとして

一般の工務店の方に

「気流止め」をするだけで

住まう人の暮らしが改善されると

前向きに捉えて欲しいと願っています!

 

という事で

今日のお話は参考になったでしょうか?

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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