Y&Y設計事務所
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現場監督は御用聞きだから要注意!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<現場監督は御用聞きだから要注意!>についてお話をします。

今日のお話は

現場監督は職人の御用聞きだから

当てにはなりませんよと言うお話です。

 

各工務店が

自社の工事中の写真を見て貰おうとして

フェースブックにアップしていますが

 

特に

外壁の透湿防水シート張りの写真とか

室内壁の断熱材の写真が

 

仕事がら

私の目に止まってしまいます。

 

北海道の工務店が

何時もアップしている室内の

断熱材の入れ方や気密シートの張り方は

 

流石に

北海道の工務店だけ有って

いつも勉強させて頂いていますが

 

それに比べると

特に広島の工務店が

アップしている工事中の写真は

 

ホント

不具合事例の写真をアップしているのかと

勘違いするほどです!(笑)

 

知り合いの

工務店のフェースブックであれば

フェースブックのメッセージで

 

何時いつの工事中の写真は

何々が完全に不具合だから

取り下げた方が良いですよ!って

こっそりと教えるのですが

 

ほとぼりが冷めた頃に

また同じ様な不具合の写真

フェースブックにアップしているのです。

 

裏を返せば

フェースブックにアップさせる

その工務店の現場監督は

 

基本的な納まりが

全然理解出来ていないという事です。

 

フェースブックに

工事中の写真をアップする工務店の殆どが

注文住宅を建てている工務店です。

 

そのお施主さんが

「知らぬは仏」をいい事に・・・・。

 

以前

少し関りが有った工務店の現場

クルマで通りかかったのでチラッと見てみたら

 

何と

クルマから見てもハッキリ分かる程の

透湿防水シートが皺皺だらけ!

 

見て見ぬ振りが出来なかったので

取り敢えずは工務店の社長へ電話したのですが

 

果たして直しているか?って考えたら

直していないだろうなぁ~?

あの社長だから・・・・。(笑)

 

何で

あんな工務店に依頼するのかが

不思議で堪りませんね!

 

 

今日の纏めとして

極一部の優秀な工務店以外の現場監督

 

工程段取り屋さんだから

工事自体の仕様や納まりは

全て職人さん任せ!

 

だから

その現場監督さんに

何か変更依頼とかしても無駄ですよ!

 

変更をする場合は

些細な事でも必ず

営業担当か設計者に書面で伝える事!

 

でないと

言った言わないの

揉め事の種になりますからね!

 

完成後に

弁護士に相談しても

何の証拠も有りませんから

 

弁護士費用を

ドブに捨てるのと同じ事ですからね!

 

 

 

という事で

注文住宅を建てる場合は

何か些細な変更が有った場合でも

必ず書面の証拠を残して置きましょう!

 

今日のお話は参考になったでしょうか?

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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