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断熱・気密性能にはネダレス工法の床組みで!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<断熱・気密性能にはネダレス工法の床組みで!>についてお話をします。

今日のお話は

既存住宅の

床下断熱材床下工法のお話です。

 

下記6月26日のブログ

既存住宅の購入は2001年以降の住宅を!

https://www.yandykensa.com/blog/19080

の続きのお話になります。

 

新築分譲住宅でも

床下断熱材欠損リカバリーを考えませんか?

ってお伝えしている様に

 

新築住宅でも

床下の断熱材の欠損不具合が多いです。

 

既存住宅の場合は

新築以上に床下の断熱欠損が多いですね!

 

断熱欠損が多いのであれば

光熱費の高騰が止まらない現状で有れば

床下断熱リカバリー補修を考えると思います。

 

予算の事を考えるならば

床下断熱リカバリー補修費用

少しでも安く補修したいと思いませんか?

 

下記写真①の様な

厚床合板を使用したネダレス工法であれば

 

安価に

床下断熱リカバリー補修が出来ますよ!

 

【写真①】

 

 

脇道にそれますが

ネダレス工法(ネダノン)の歴史として

 

2000年に

品確法で床組仕様の床倍率が制定され

 

2003年に

住宅金融公庫の「木造住宅工事共通仕様書」において

根太を用いないで厚床構造用合板を

直接、床梁又は胴差に留め付ける方法と明記されました。

 

この事から考えて

ネダレス工法

早くて2001年以降の建物に採用され

 

普及し出したのは

2003年以降と考えられますので

 

床下断熱欠損リカバリー補修を考えた場合は

2003年以降の既存住宅が狙い目ですね!

 

2003年以前の床下は

下記写真②又は③

根太工法と断熱材になりますね!

 

下記写真②は

築年数が1994年の根太工法

グラスウール系の断熱材が使用されています。

 

【写真②】

 

 

下記写真③は

築年数が1997年の根太工法

発泡スチロール系の断熱材が使用されています。

 

【写真③】

 

 

もし

2003年以前の住宅であれば

 

上記写真③の根太工法で

発泡スチロール系の断熱材の方が

床下断熱欠損リカバリー補修

安価で施工し易いですよ!

 

 

今日の纏めとして

既存住宅を選ぶ時には

2003年以降のネダレス工法

床下を選ぶとお得かな?

 

契約前には

床下チェックをしてみて下さいね!

 

という事で

今日のお話は参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

新築住宅の「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?

 

勿論

入居後の不具合事象に関する電話相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く

詳細な住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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