Y&Y設計事務所
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発泡ウレタン吹付断熱材はお勧め出来ません!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<発泡ウレタン吹付断熱材はお勧め出来ません!>についてお話をします。

今日のお話は

発泡ウレタン吹付断熱材のお話です。

 

インスペクターとしては

発泡ウレタン吹付断熱材の使用はお勧めしません。

 

何故ならば

下記写真①~③の様に

断熱欠損の不具合だらけなのです。

 

【写真①】

 

 

【写真②】

 

 

【写真③】

 

 

新築各工程検査の

「断熱材充填検査」において

まぁこの位はOKかな?っていう判断が

正確に出来ません。

 

上記写真②、③の様に

断熱材の厚さ足らずをチェックする箇所が

山ほど有りますし

 

その個所を

報告書に一つ一つ記載して行きますので

もううんざりしてきます! (笑)

 

報告書に

断熱欠損の不具合箇所を記載しますが

 

果たして

依頼者が工務店に補修する様に話をしているのか?

 

その後の

補修結果報告

多くの不具合箇所が有る

建物の場合は一度も有りませんね!

 

昨年の8月15日のブログで

現場発泡ウレタン吹付断熱工法はNG?>には

https://www.yandykensa.com/blog/14754

 

発泡ウレタン吹付断熱材の

表面部分をカットするスキンカット

 

表面の防湿層を

カットする事で防湿性能

落ちるからNGとしていましたが

 

メーカーの試験結果では

ほどんど性能は落ちないとの事。

 

であれば

多めに吹いてからスキンカットをすれば

上記写真の様な断熱欠損は無くなると思います。

 

がしかし

スキンカットした表面に

カビが発生する可能性は否定していませんので

 

室内側に

防湿シート(気密シート)張りは

必須施工と考えます。

 

 

今日の纏めとして

やはりインスペクターとしては

発泡ウレタン吹付断熱材はお勧めしません!

 

という事で

今日のお話は参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く

詳細な住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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