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施工業者が不具合を自分達に不備は無いと突っぱねる?

Y&Y設計事務所

住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

 

今回は、<施工業者が不具合の原因を突き止めない!>についてお話をします。

今日のお話は

メール相談のお話です。

 

相談内容は

築7年の2階建て木造住宅で

 

2階が主な生活空間になっていて

LDKや洗面脱衣室・ユニットバス等

が有る住宅なのですが

 

その住宅は

新築した当初から水廻りのトラブルが有って

 

色々と調べていたら

当社の2021年10月3日のブログで

排水通気弁は必要ですよ!>に辿り着いて

メールを送って来てくれた様です。

 

相談内容の不具合状況は

①主にトイレ排水の封水切れ

②キッチン・浴室からの異臭

③浴室排水後のゴボゴボ音

 

この不具合事象状況は

各排水管に通気弁が無い時の症状に似ています。

 

因みに

通気弁を設置する場所は

下記写真①~③に設置する事が多いですね!

 

下記写真①の様に

室内にPSを設けて排水する場合は

1階天井裏にドルゴ通気弁を設置したり

 

【写真①】

 

 

下記写真②の様に

1階床下に

ドルゴ通気弁を設置する場合も有ります。

 

【写真②】

 

室内にPSを設けないで

1階天井裏から

外部に排水管を露出配管する場合は

 

下記写真③の様に

外部に露出した排水管の直上に

通気弁を設置します。

 

【写真③】

 

 

今回の

相談者が言われる事は

 

施工業者曰く

ドルゴ通気弁も設置しているので

自分達には不備が無いと言われて

 

上記3つの

不具合の原因

探ろうとはしないそうです。

 

メール相談での

不具合状況を見れば

ドルゴ通気弁が設置していても

 

そのドルゴ通気弁が

正常に作動していない可能性も考えられます。

 

その他に考えられる事は

何処かに2重トラップが有る可能性も捨てきれません。

 

2重トラップは

建築基準違反なので

築7年の住宅には少し考えにくいですかね?

 

他に

原因が考えられるのは

排水管の折れ曲がり箇所が多くて

排水管自体の長さが長かった場合や

 

下記写真④の様に

何本かの排水管を1本に纏めるなど

通気弁の効きが悪い可能性も考えられます。

 

【写真④】

 

 

 

どちらにしても

図面を見させてもらうか

現地で調査しないと分かりませんね!

 

 

今日の纏めとして

何故

施工業者は施主が困っている不具合の

原因を探して直そうとしないのか?

 

この事に腹が立ちますね!

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

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