2025/05/16
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<住宅の4つの性能に「通気性能」を追加!>についてお話をします。
今日のお話は
外壁通気構法が必須なのは何故か?
についてのお話です。
今迄
外壁通気構法のお話をする時には
外壁サイディング工法の建物を前提として
お話をしていましたが
それ以外の外壁工法でも
外壁通気構法は必須と考え
考え方を改めました!
外壁通気構法は
建築基準法などの法律では
何も規定されていません。
住宅にとっては
建物の外壁体内や軒裏・小屋裏などに
結露を発生させる事は
絶対にNGと考えています。
何故ならば
住宅の耐久性能を考えた場合
木材などを腐朽劣化の原因に
なるからです。
この事から
住宅の性能で
耐震性能・耐久性能・断熱性能・気密性能の
4つの性能を今までお話をしていましたが
その4つの性能に
「通気性能」を付け加える事にしました!
下記資料①は
外壁通気の入り口部分の納まり図です。
この納まり図が
基本中の基本の納まりです。
下記資料②は
外壁通気層の納まり図で
通気層の2つの役割を説明しています。
その1として
室内からの湿気(水蒸気)を
通気層を通る外気(通気)で
引っ張り出す役割と
その2として
一次防水(外壁サイディング)より
雨水が浸入した場合は
二次防水(透湿防水層)で防ぎ
その浸入した雨水を
通気層を通して
排出させる役割が有ります。
下記資料③は
土台水切り部から入った通気(外気)が
通気層を通って
軒裏換気口(出口)から外部に出る
通気経路を説明した資料です。
ここで大きな問題は
この通気出口が無い建物が
非常に多い事です。
通気出口が無かった場合は
通気層の湿った通気が滞留して
外気が下がると
通気層内で結露の発生の原因になります。
なので
外壁通気層の出口金物の有無が
住宅の耐久性能に関わって来ます。
如何でしたか?
外壁通気構法の役割は
住宅の耐久性能に
大きな影響が有る事を
理解して頂きましたか?
なので
「通気性能」として
一つの性能として格上げしました!
今日の纏めとして
外壁通気構法の役割が分ったと思います。
なので
建物を建てられる方は
建物全周に
通気用の出口金物を設置する様に
工務店に依頼して下さいね!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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