2025/05/17
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<地盤調査報告書の試験データの見方について!>についてお話をします。
今日のお話は
地盤調査報告書の試験データの見方のお話です。
注文住宅を建てられる方や
や分譲住宅を購入された方は
自分の敷地の
地盤調査報告書を確認して見ましょう!
建物の基礎仕様や地盤補強が
キチンと考えられているかを
自分でチェックして見ませんか?
2025年4月より
改正建築基準法が施行になり
地盤調査報告書も
設計図書に含まれる事になりました。
これが意味している事は
今まで基礎の設計で
地耐力を判断するのに
地盤調査会社が測定作成した
地盤調査報告書に書かれている
データー及び基礎の仕様を基に
ベタ基礎にするか
又は地盤補強が必要なのか等を
何となく
工務店の方で決めていました。
これを2025年4月から
設計者の責任で
基礎の形状をどうするのかを
判断する事になったのです。
例えば
地盤報告書に
ベタ基礎でOKと記載していても
設計者が
地盤調査の測定データを解析して
判断しなければならなくなったのです。
下記資料①は
実際の調査データーです。
上記資料①の解析結果で
例えば
木造2階建て住宅で有れば
建物の総荷重が
20KN/㎡以下と考えて
概算で
下記資料②の
地耐力に応じた基礎仕様を決めます。
より安全性を考えて
許容応力度計算を実施した
建物の場合は
同じベタ基礎でも
実際の建物は荷重が偏っていますので
地中梁も
建物のそれぞれの荷重によって
鉄筋配筋等も変わり
より安全な基礎になります。
話を戻して
上記資料①のデータを読み取って
下記資料③の内容に当て嵌まる
自沈が有る場合は
鋼管杭打ち等の
地盤補強が必要になって来ます。
上記資料①のデータは
測定箇所の5か所の内の1か所のデーターです。
なので
この5か所のデーターの平均値から
地盤の長期許容応力度を
計算で算出します。
その数値が上記資料②の
地耐力のどれに当て嵌まるかを
判断するのです。
上記資料①の建物の場合は
上記資料③に当て嵌まる
自沈層が無かったので
ベタ基礎の仕様で
OKという事になります。
今日の纏めとして
改正建築基準法が
施行されていなければ
上記資料①のデータの見方も
地盤の長期許容応力度の計算方法も
覚えなかったでしょうね!
覚えてしまえば簡単な事でした!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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