2025/05/25
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<築古既存住宅の床下断熱リカバリーとして!>についてお話をします。
今日のお話は
築古既存住宅の住宅診断で
床下に入っての調査をした時に見つけた
床断熱材にグラスウール断熱材を
設置していた場合のお話です。
築古住宅の床下断熱材で
グラスウール断熱材を設置している場合
床下断熱リカバリーの考え方として
如何すべきかを考えてみました!
私見としての
床下断熱リカバリーの定義は
断熱性能は勿論ですが
気密性能をどうするかに
重点を置いて考えます。
今から
下記写真①と②の違う
床下グラスウール断熱材の場合で
お話を進めて行きます。
下記写真①は
袋入りのグラスウール断熱材を
根太の間に設置した写真です。
野地板を
根太に直角に303㎜ピッチで設置して
断熱材を受けていますが
経年による
床下の湿気を吸ってダレたのか?
それとも新築当時からの
ダレなのかは分かりませんが
現況としてダレています。
上記写真の2枚目の所々に
カビなのか?それともホコリなのか?
分かりませんが
色が黒くなっています。
さて
この場合は
床下断熱リカバリーが必要なのか?
必要であれば
どの様な方法が有るのか?
って考えた場合
費用を度外視して
断熱・気密性能を
向上させたいのであれば
お勧めは
セルロースファイバー断熱材を
吹き込む方法です。
施工順として
既存の受け材(野地板)及び
断熱材を撤去します。
その次に
セルロースファイバーを受ける
シートを大引き間に張り
セルロースファーバーを吹き込みます。
施工方法は
下記ホームページ(山陽木材㈱)を
参考にしてみて下さい。
https://sanyolumber.com/202311-2926/
費用を抑える場合は
断熱材の受け材(野地板)を
既存の間に追加して
断熱材のダレを直してから
大引き間に
気密シートを張る方法が有ります。
下記写真②の場合は
床下断熱材の受け材を
根太方向に設置していますので
断熱材のダレは無いようです。
断熱材の厚さは50㎜と思われますが
費用を抑えるのであれば
既存の断熱材を所々の不具合を調整して
気密シートを大引き間に張ると良いと思います。
如何でしたでしょうか?
今日の纏めとして
上記の床下断熱リカバリーを実施する場合は
外壁側土台廻り等の気流止めはシッカリと
押えておく事を忘れずに!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
このブログ内容に聞きたい事が有れば
下記メール又は携帯電話へ連絡を下さいね!
メール:info@yandykensa.com
携帯電話:090-1183-5008
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の
「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「住宅コンサルティング」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
※ご意見、ご感想がある場合はこちらからお願いします。
昨日のウォーキング&ジョギング
右ひざを痛めた為、今日も休み! (´;ω;`)ウッ…
距離は0.0km 歩数は00,000歩
トータル617日目(休んだ63日間含む)
総距離5,585.2km
総歩数7,310,994歩