2025/05/22
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<築古既存住宅の床下の不具合事象に要注意!>についてお話をします。
今日のお話は
築古の既存住宅の床下調査で遭遇したお話です。
築古の既存住宅で気を付けたい年代は
新耐震基準以前の建物です。
新耐震基準とは
昭和56年(1981年)6月以前の建物です。
この頃は
基礎仕様は布基礎で
ほぼ鉄筋は入っていない無筋のコンクリートです。
もし下記写真①の様に
1.0㎜前後以上のひび割れ幅が
入っている基礎の場合は
100%無筋の基礎コンクリートです。
上記写真①の様な
ひび割れを見つけた場合は
必ず何箇所も
同じ様なひび割れが入っています。
何故かと言うと
2000年以降になる迄は
今の様に
地盤調査を実施していませんし
鉄筋も入っていません!
地域によっては
職人の経験と勘を基に
コンパクトな
コンクリートミキサーで
コンクリートを配合していたのです。
この事だけでも
基礎コンクリートの強度は
均一ではない事がお分かりと思います。
なので
上記写真①の様な
ひび割れが有る場合は無筋基礎なので
リノベーションをされるのであれば
基礎補強は必須ですよ!
経験上
上記写真①の様な基礎の場合は
下記写真②~④の様な
不具合を発生している可能性が
大変多いと考えられます。
写真②は
布基礎表面が
針状結晶によるコンクリート表層剥離現象です。
この現象が発生していれば
コンクリートの強度劣化が相当進んでいますので
基礎補強は必須ですよ!
下記写真③は
見ての通りシロアリの蟻道です。
シロアリによる被害が
有ると考えられますので
シロアリ防除業者で
防蟻処理を必ず実施して下さい!
上記写真③は
買取再販物件で
綺麗にリフォーム工事をしていた建物の
床下の状況なのです。
下記写真④は
何と束石の代わりに
コンクリートブロック半分を
使用している写真です。
上記写真④の
コンクリートブロックは
意外と築古既存住宅に使用されています。
今日の纏めとして
新耐震基準以降の建物でも
2000年を過ぎる迄は
無筋の布基礎仕様は結構ありますので
住宅診断を実施して
鉄筋の有無を確認して見て下さいね!
無筋の場合は
基礎補強を必ず考えましょう!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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