2025/06/14
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<自宅の床下に入って状況確認をしませんか?>についてお話をします。
今日のお話は
自宅の床下を自ら入って調査して見ませんか?
と言うお話です。
今回は
「布基礎」の床下でお話をしてみます。
最初に
築2000年以前の建物は
恐らくベタ基礎では無くて布基礎と思います。
布基礎とは
床下にコンクリートが打っていない
地盤(土)が見える基礎の事です。
布基礎で考えられる不具合事象として
①シロアリの被害
②床下が腐朽及びカビの被害
③床下断熱欠損
大きく分けて
上記3つの不具合が有ります。
①と②の被害の原因は
床下の湿気が高い事が挙げられます。
この湿気が高い原因は
床下の地盤の高さが外部の地盤よりも
10cm以上低い事も考えられます。
つまり
特に梅雨時には雨が敷地に多く降り
敷地に溜まった雨水が
外部の地盤より低い
床下へ浸透して来るのです。
床下換気口の換気メカニズムは
床下換気口から入った外気が
他の床下換気口から出る事で
理論上は
床下の換気がされる事になっています。
しかし
床下換気口の設置位置や
床下換気口廻りの状況によっては
床下の換気が
全くされない床下が存在しています。
例えば
床下換気口の前に
物置を設置していたり
何か物を
置きっぱなしにしている事が多いですね!
つまり
床下換気口の意味を
分かっていない事が大きな原因です!
もし自らが
床下に入って調査をした結果
①シロアリの被害
②床下が腐朽及びカビの被害
を発見したら
直ぐ
シロアリ防除業者に依頼するのではなく
先ずは
有料になりますが
ホームインスペクターに
床下の調査依頼をしましょう!
何故ならば
床下の不具合の原因を
調査する事が重要な事だからです。
この調査報告書の説明で
不具合の原因は何なのか?
を聞いてから
一番効率の良い対応策を
業者に依頼しましょう!
③床下断熱欠損
の不具合については
布基礎の建物の場合は
断熱欠損と言うよりも
そもそも
タタミ床の床下に
断熱材が入っていない事が多いので
たまに
押入内部にカビが発生している事も有ります。
なので
冬になると
暖房が効きにくい室内だと思います。
時間の余裕が有る人は
自分で床下断熱リカバリーを
される事をお勧めします。
もし
予算的に余裕が有るのであれば
建物全体の
断熱リノベを考えてみませんか?
それが無理で有れば
室内の内装はさわらないで
床下の断熱リノベと
壁の気流止めだけを徹底的にして
さらに
外壁サッシに内窓を設置すれば
もう断熱効果は
爆上がりする事は間違い無し!
今日の纏めとして
家族の健康の事を考えて
自宅の床下を
一度は自ら入ってみて
床下の状況を
確認される事をお勧め致します。
出来れば断熱リノベも
頭の片隅に置いておいて下さいね!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
このブログ内容に聞きたい事が有れば
下記メール又は携帯電話へ連絡を下さいね!
メール:info@yandykensa.com
携帯電話:090-1183-5008
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の
「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「住宅コンサルティング」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
※ご意見、ご感想がある場合はこちらからお願いします。
昨日のウォーキング&ジョギング
距離は8.8km 歩数は13,024歩
トータル637日目(休んだ67日間含む)
総距離5,733.7km
総歩数7,510,778歩