2025/06/15
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今回は、＜梅雨時の土台敷きの時の雨養生として！＞についてお話をします。
今日のお話は
梅雨時期の土台敷きのお話です。
梅雨時の土台敷きの日程を組むのは
天気予報と睨めっこしながら
大工さんや
材料を搬入する運送屋の予定も考慮して
予定を組み直す事は大変難しいです！
基本的に
ベタ基礎に土台を設置する時には
当日は勿論ですが
前日・前々日にも
雨が降って欲しくないですね！
何故ならば
土台敷き当日に
ベタ基礎内の雨で溜まった
雨水を汲み出して
水気を
極力拭き取ったとしても
結果的には
ベタ基礎内に湿気を含んだまま
１階の床を覆ってしまいます。
これが後日になって
床下のカビ発生の原因及び
床下の断熱材が
繊維系断熱材であった場合は
その断熱材が
ダレてしまう原因になります。
なので
１階床断熱材の材質は
繊維系の断熱材は絶対にＮＧです！
下記写真①は
土台敷き工事の写真です。
この時点で
雲行きが怪しくなっても
工事をストップさせる事は出来ません。
先程記載した様に
この時点で工程の変更をする事は
至難の業に近いからです。
なので現場監督は
少々の雨でも
土台敷きの工事は完了させます。
まぁ
注文住宅の場合は
土台敷き中に雨が降る可能性が
少しでもあれば延期するとは思います。
何故ならば
上記写真①の状態で雨が降って来たら
ベタ基礎内は勿論ですが
土台や大引き材も
びしょびしょになってしまいます。
では何か
解決策は無いのか？
私が
以前現場監督をしていた頃
画期的な試みをしていました。
あの頃は
私しか実施していなかったと思います。
今考えてみると
「諸刃の剣」的な恐ろしい試みです。
ちょっと大げさかな？ (笑)
しかし何と
その試みを実施している現場を
たまたま
ウォーキングをしていた時に発見したのです。
下記写真②が
その現場の写真になります。
上記写真②を見て下さい。
少し分かり難いかも知れませんが
土台敷きの前に
事前に足場を組んで
その足場に
大きなブルーシートで
基礎全体を覆う様に屋根を掛けるのです。
この様にしていれば
風が吹かない雨の日では
大方の基礎や土台等の構造材を
濡らさずに済みます。
「諸刃の剣」と書いたのには
理由が有ります。
その理由は
風が吹き出したら
ブルーシートが風に煽られて
足場が
外れる（倒れる）のではないか？
と言うくらい大きな音をさせるので
風が吹き出した時は
いつもヒヤヒヤでした！
これを現場監督に
押し付ける事は出来ませんので
土台や断熱材などが
雨に濡れていても何も
検査員としては
黙って見るしかないですね！
現場監督に言うとすれば
雨に濡れた後の養生を
シッカリして下さい！と言うくらいです。
今日の纏めとして
本当に
梅雨時期は
土台敷きや上棟（棟上）の工程には
現場監督は悩みますね！
上記写真②の方法が
安全を確保して実施できる様に
何か良い方法を
編み出して欲しいですね！
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか？
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