2025/07/29
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今回は、<2枚重ね以上の天井断熱材の施工には要注意!>についてお話をします。
今日のお話は
天井断熱材を2枚重ねや3枚重ねにする場合の
注意すべき点のお話です。
高断熱住宅(断熱等級6)の仕様の場合
天井断熱材を2枚重ねや3枚重ねにする施工が
増えて来ています。
ここで問題なのは
下記写真①の様に袋入り断熱材を
ただ単に重ねて設置している工務店が殆どです!
上記写真①の天井断熱材の入れ方は
断熱メーカーの施工要領からすればNGなのです。
何がと言うと
下記資料①にも記載している通り
天井断熱材の向きを
1枚の断熱材の上に
2枚目の断熱材を置く場合は
1枚目の断熱材の対して
直行して置くように記載されています。
これは
何を意味しているかと言うと
断熱材同士のすき間を
直行する事で
そのすき間を塞ぐ意味合いが有ります。
この事から
上記写真①の断熱材の入れ方がNGなのです。
因みに
上記資料①の場合の断熱材の場合は
2枚重ね用の
断熱材が商品として有る様ですが
2枚重ねの場合は
2枚目の断熱材の天井面側の防湿層は
剥いでしまう事をお勧めします。
その方が
湿気の通りが良くなりますから!
上記写真①の3枚重ねの場合は
2枚目の断熱材は
袋を全部剥がして入れる事をお勧めします。
実際問題として
断熱材メーカーは
3枚重ね以上の重ねは考えていない様ですね!
今日の纏めとして
天井断熱材を重ねて設置する施工方法は
下記写真②の様に
天井断熱材が
断熱欠損の巣窟になってしまうので
桁上断熱工法などの対策をしない限り
天井断熱材の
重ね施工はお勧めしません!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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