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2枚重ね以上の天井断熱材の施工には要注意!

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是非、一読下さい!

 

今回は、<2枚重ね以上の天井断熱材の施工には要注意!>についてお話をします。

今日のお話は

天井断熱材を2枚重ねや3枚重ねにする場合の

注意すべき点のお話です。

 

高断熱住宅(断熱等級6)の仕様の場合

天井断熱材を2枚重ねや3枚重ねにする施工が

増えて来ています。

 

ここで問題なのは

下記写真①の様に袋入り断熱材を

ただ単に重ねて設置している工務店が殆どです!

 

【写真①】

 

 

上記写真①の天井断熱材の入れ方は

断熱メーカーの施工要領からすればNGなのです。

 

何がと言うと

下記資料①にも記載している通り

 

天井断熱材の向きを

1枚の断熱材の上に

2枚目の断熱材を置く場合は

 

1枚目の断熱材の対して

直行して置くように記載されています。

 

【資料①】

 

 

これは

何を意味しているかと言うと

 

断熱材同士のすき間

直行する事で

そのすき間を塞ぐ意味合いが有ります。

 

この事から

上記写真①の断熱材の入れ方がNGなのです。

 

因みに

上記資料①の場合の断熱材の場合は

 

2枚重ね用の

断熱材が商品として有る様ですが

 

2枚重ねの場合は

2枚目の断熱材の天井面側の防湿層は

剥いでしまう事をお勧めします。

 

その方が

湿気の通りが良くなりますから!

 

上記写真①の3枚重ねの場合は

2枚目の断熱材は

袋を全部剥がして入れる事をお勧めします。

 

実際問題として

断熱材メーカーは

3枚重ね以上の重ねは考えていない様ですね!

 

 

今日の纏めとして

天井断熱材を重ねて設置する施工方法は

 

下記写真②の様に

天井断熱材が

断熱欠損の巣窟になってしまうので

 

桁上断熱工法などの対策をしない限り

天井断熱材の

重ね施工はお勧めしません!

 

【写真②】

 

 

という事で

今日のお話は

参考になりましたでしょうか?

 

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