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床下にトイレ排水管を配管する時は要注意!

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今回は、<床下にトイレ排水管を配管する時は要注意!>についてお話をします。

今日のお話は

トイレの排水が流れない(詰まる)

又は流れにくい原因のお話をします。

 

トイレの排水が詰まる

又は流れにくいと言うクレームが偶に入ります。

 

で今回は

建売業者の売主から相談が入ったのです。

 

で早速

その建物の調査を実施してみました。

 

建物の施主から

どの様な不具合になるのかを最初に聞き取り

 

その内容が

2階のトイレの排水が

たまに流れにくい事が有る事と

 

特に問題なのが

1階のトイレで

常にトイレの排水が流れにくいとの事。

 

施主から不具合を聞き取った時に考えた事は

2階のトイレが流れにくいのは

 

もしかして

通気弁が設置されていないのではないかと

考えました。

 

しかし

2階の押入の中の点検口を覗いて見ると

通気弁がキチンと設置していました。

 

という事で

床下に入っての調査を実施しました。

 

床下に入って

直ぐに分かった事が

 

1階、2階のトイレの排水管が

1本の排水管に接続されて

床下に配管されていていたのです。

 

その延長長さが

7m以上の長さが有るように見え

 

尚且つ

2か所ほど90°の曲がり役物で

接続していました。

 

下記写真①は

床下にトイレ排水管を

配管している写真です。

 

【写真①】

 

 

この写真だけでは

この建物の床下の状況が分かり難いですね!

 

調査に入って

排水が流れにくい原因と考えられる

2つの要因が分かりました。

 

1つ目は

排水管の勾配が

1/100位しかなかったのです。

 

排水管の規定勾配は

1/50の事から考えて緩い勾配でした。

 

排水管の長さが長い事を考えれば

1回のトイレの排水量では

 

途中で排せつ物が流れきれずに

溜まる可能性が考えられますね!

 

2つ目は

それを助長しているのが

床下の排水管の長さや

折れ曲がり有るにも拘らず

 

その床下の排水管に

通気弁が設置されていませんでした。

 

調査結果の報告として

上記2つの原因を指摘し説明しました。

 

後日

調査の依頼をして来た売主に確認して見たら

 

下記写真②の様な通気弁

床下の排水管に設置したとの事で

 

その後は

トイレの排水が詰まらなくなったとの事でした。

 

【写真②】

 

 

 

今日の纏めとして

床下にトイレなどの排水管が迷路のように

配管されていた場合は

 

排水をスムーズに流す為には

通気弁を適所に設置する事が必要ですね!

 

という事で

今日のお話は

参考になりましたでしょうか?

 

昨日のウォーキング&ジョギング

距離は5.7km  歩数は10,117歩

トータル717日目(休んだ83日間含む)

総距離6,357.4km

総歩数8,340,860歩

 

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今回は、これで終わります。

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