2025/09/09
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<ベタ基礎及び厚床合板だから齎す性能として!>についてお話をします。
今日のお話は
床下の移り変わり(変遷)のお話です。
基礎の床下は
大体2000年前後を境に
布基礎がメインだった木造住宅の基礎が
ベタ基礎に大きく変わって行きました。
この基礎の移り変わりで
一番変わったのが床束の材質と
床下断熱材の材質が変わりましたね!
布基礎の時には床下が土地盤だったので
床を支える床束の下に束石が有りましたが
ベタ基礎に変わってからは
束石が無くなりベタ基礎の底盤が
直接床束を支える様になりました。
この時に変わったの物は
布基礎の時の床束が
90㎜角又は105㎜角の木材を使用していましたが
ベタ基礎になってからは
プラ束や鋼製束の様に
高さ調整が出来る床束へと変わりました。
で今現在
継続して使用されているのは鋼製束です。
床下断熱材は
2000年以前の場合は
タタミ下には
断熱材を入れなくても良かった事が
タタミ下にも断熱材を入れる様になり
材質はグラスウールなどの
袋無しの繊維系から
今では
押出法ポリスチレンなどの
板状の断熱材がメインになっています。
更に
基礎立上りの床下換気口から
基礎通気パッキンへと変わり
それに伴って
床下地の納まりも
根太工法から厚床合板工法に
変わって行きました。
以上が
床下基礎が今に至るまでの変遷です。
まぁ
2000年以前の布基礎の建物を
住宅診断を実施していると
下記写真①の様に
束石が針状結晶の為に割れていたり
下記写真②の様に
コンクリートブロックを半分にして
束石の代わりにしていたりしています。
どちらも
指摘事項に書きますが
束石を取り替える事は
費用がかかりますので要注意ですよ!
なので
既存住宅を購入される時には
床下に入っての調査が有る住宅診断を
依頼する事をお勧め致します。
今日の纏めとして
高断熱・高気密住宅は
ベタ基礎及び厚床合板工法だから
可能な性能と言えますね!
折角
高断熱・高気密が施工し易い
基礎下の納まりになっているので
是非
お金をかけない
高断熱・高気密住宅を建てませんか?
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
昨日のウォーキング&ジョギング
両ひざの痛みで休み。
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トータル721日目(休んだ87日間含む)
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