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何故、新築各工程検査が必要なのかについて①

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住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

住宅を建てる又は購入する前に

是非、一読下さい!

 

今回は、<何故、新築各工程検査が必要なのかについて①>についてお話をします。

今日のお話は

何故

新築各工程検査が必要なのか?についてのお話です。

 

新築各工程検査を依頼する時に

省いてはいけない5つの必須検査項目が有ります。

 

それは

基礎配筋検査金物・構造躯体検査

外部防水下地検査断熱材充填検査

5つ目に完成検査

の5つの検査項目は絶対に実施して欲しいですね!

 

その理由として

今回は

必須検査の1つの基礎配筋検査について

説明してみます。

 

基礎配筋検査の場合は

基礎配筋ピッチや

鉄筋径のチェックして行きますが

 

特に

かぶり厚さ鉄筋同士のあき寸法の規定が

順守されていません。

 

このブログでは

エンドユーザーの方に

かぶり厚さを遵守しなけらばならない理由を

分かり易く説明します。

 

かぶり厚さの規定は

何を基にして考えられたのか?

色々有る中の一つの説として

 

コンクリートの耐久年数は

法定耐用年数では47年とされている事から

それなりに決められたのか?

 

実際には

コンクリートの中性化深さの推定式が有って

計算が出来るそうです。

C=A√t

C:中性化深さ

A:中性化速度係数

t:経過年数

 

それでも

建物が建っている自然環境にも

左右されるそうですが

 

アルカリ性であるコンクリートが

1年で1㎜の厚さで中性化される

という考え方が一般的ですね!☜ この考え方が説明し易いですね!

 

鉄筋とコンクリートは色々な面で相性が良く

アルカリ性のコンクリートが鉄筋をサビから

保護しています。

 

コンクリートの中性化が

鉄筋まで到達すると鉄筋がサビやすくなり

 

鉄筋がサビる事で膨張して

かぶり厚さが少ないと

コンクリートに小さな亀裂が入ってしまい

 

亀裂が入る事で

更に鉄筋のサビが広がりコンクリートが爆裂して

 

コンクリートの強度を

劣化させるという悪循環になります。

 

因みに

中性化自体は

コンクリート強度には影響しないとの事。

 

ゆえに

かぶり厚さ

遵守しなければならないのです。

 

 

ついでに

鉄筋同士のあき寸法の説明を簡単に説明します。

 

下記写真①の様に

鉄筋が3本以上の結束はNGとされています。

2本までが許容範囲!

 

【写真①】

 

 

因みに

鉄筋のあき寸法

①25㎜以上

②粗骨材(25㎜が一般的)の1.25倍=31.25㎜以上

③鉄筋径(13㎜として)の1.5倍以上=19.5㎜以上

 

以上の寸法から

一番大きい31.25㎜以上のあき寸法が必要になります。

 

人によって違いますが

指2本分の空きが無ければ要注意という事になります。

 

 

今日の纏めとして

新築各工程検査の必要性を

基礎配筋検査の内容から

分かり易く説明してみました。

 

次の予定は

金物・構造躯体検査の予定です。

 

という事で

今日のお話は

参考になりましたでしょうか?

 

昨日のウォーキング&ジョギング

距離は7.5km  歩数は10,712歩

トータル814日目(休んだ103日間含む)

総距離7,072.6km

総歩数9,236,776歩

 

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今回は、これで終わります。

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