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何故、新築各工程検査が必要なのかについて③

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住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

住宅を建てる又は購入する前に

是非、一読下さい!

 

今回は、<何故、新築各工程検査が必要なのかについて③>についてお話をします。

今日のお話は

何故

新築各工程検査が必要なのか?についての3つ目のお話です。

 

新築各工程検査を依頼する時に

省いてはいけない5つの必須検査項目が有ります。

 

それは

基礎配筋検査金物・構造躯体検査

外部防水下地検査断熱材充填検査

5つ目に完成検査

の5つの検査項目は絶対に実施して欲しいですね!

 

その理由として

今回は

必須検査の1つの外部防水下地検査について

説明してみます。

 

外部防水下地検査の場合は

必ずチェックする初歩的な項目は

透湿防水シートの上下左右の重ね幅で

左右の重ね幅は150㎜以上

上下の重ね幅は90㎜以上

且つ

透湿防水シートに

不自然なシワの有無チェックです。

 

下記写真①は

上下の重ね幅が90㎜未満の不具合事例です。

下記写真②は

重ね部分が90㎜以上有る写真です。

 

透湿防水シートに

上下の重ね部分がハッキリと分かる様に

目印の点線が目安になります。

 

【写真①】

 

【写真②】

 

 

特に

外壁を貫通するCD管や排水管廻りは

要注意箇所になります。

 

最近では

径の大きい排水管廻りの防水処理は

 

下記写真②の様な

形成材を使用する事が殆ど

不具合は少なくなっていますが

 

【写真③】

 

 

小径のCD管などは

防水テープで防水処理をする事が多い為に

特に要注意してチェックが必要になります。

 

下記写真④は

不具合事例の写真です。

 

CD管の下側に

防水処理の不備が有ります。

 

特に防水テープが黒色の場合は

近づいて見ないと分かりません!

 

【写真④】

 

 

さらにチェックする箇所は

ブログが長くなるので

防水処理の不備内容を

写真無しの説明だけで纏めてみます。

 

①サッシ廻りでは

特に先張りシートの防水処理施工不備

 

②バルコニー廻りでは

手摺天端部分と外壁との

取合い部分の防水処理施工不備

 

③外壁最上部では

軒裏との取合い部の防水処理施工不備

 

④屋根廻りでは

屋根と外壁との取合い部分の

防水処理施工不備

 

⑤その他として

土台水切り廻りの防水処理施工不備など・・・・

 

 

今日の纏めとして

外部防水下地検査の場合は

 

建物ごとに使用している

防水処理材の種類が多いので大変です。

 

しかし

施工する工務店は

防水処理方法をキチンと

把握していない現場監督が多いので

 

外部防水下地検査

必須中の必須検査ですね!

 

次の予定は

断熱材充填検査の予定です。

 

という事で

今日のお話は

参考になりましたでしょうか?

 

昨日のウォーキング&ジョギング

距離は10.3km  歩数は14,928歩

トータル816日目(休んだ104日間含む)

総距離7,082.9km

総歩数9,251,704歩

 

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今回は、これで終わります。

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