2025/12/06
Y&Y設計事務所は
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今回は、<何故、新築各工程検査が必要なのかについて③>についてお話をします。
今日のお話は
何故
新築各工程検査が必要なのか?についての3つ目のお話です。
新築各工程検査を依頼する時に
省いてはいけない5つの必須検査項目が有ります。
それは
基礎配筋検査と金物・構造躯体検査
外部防水下地検査と断熱材充填検査
5つ目に完成検査
の5つの検査項目は絶対に実施して欲しいですね!
その理由として
今回は
必須検査の1つの外部防水下地検査について
説明してみます。
外部防水下地検査の場合は
必ずチェックする初歩的な項目は
透湿防水シートの上下左右の重ね幅で
左右の重ね幅は150㎜以上
上下の重ね幅は90㎜以上
且つ
透湿防水シートに
不自然なシワの有無チェックです。
下記写真①は
上下の重ね幅が90㎜未満の不具合事例です。
下記写真②は
重ね部分が90㎜以上有る写真です。
透湿防水シートに
上下の重ね部分がハッキリと分かる様に
目印の点線が目安になります。
特に
外壁を貫通するCD管や排水管廻りは
要注意箇所になります。
最近では
径の大きい排水管廻りの防水処理は
下記写真②の様な
形成材を使用する事が殆ど
不具合は少なくなっていますが
小径のCD管などは
防水テープで防水処理をする事が多い為に
特に要注意してチェックが必要になります。
下記写真④は
不具合事例の写真です。
CD管の下側に
防水処理の不備が有ります。
特に防水テープが黒色の場合は
近づいて見ないと分かりません!
さらにチェックする箇所は
ブログが長くなるので
防水処理の不備内容を
写真無しの説明だけで纏めてみます。
①サッシ廻りでは
特に先張りシートの防水処理施工不備
②バルコニー廻りでは
手摺天端部分と外壁との
取合い部分の防水処理施工不備
③外壁最上部では
軒裏との取合い部の防水処理施工不備
④屋根廻りでは
屋根と外壁との取合い部分の
防水処理施工不備
⑤その他として
土台水切り廻りの防水処理施工不備など・・・・
今日の纏めとして
外部防水下地検査の場合は
建物ごとに使用している
防水処理材の種類が多いので大変です。
しかし
施工する工務店は
防水処理方法をキチンと
把握していない現場監督が多いので
外部防水下地検査は
必須中の必須検査ですね!
次の予定は
断熱材充填検査の予定です。
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
昨日のウォーキング&ジョギング
距離は10.3km 歩数は14,928歩
トータル816日目(休んだ104日間含む)
総距離7,082.9km
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今回は、これで終わります。
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