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外壁通気構法の不備から住宅の耐久性能劣化!

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住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

住宅を建てる又は購入する前に

是非、一読下さい!

 

今回は、<外壁通気構法の不備から住宅の耐久性能劣化!>についてお話をします。

今日のお話は

軒ゼロで妻側通気見切りの納まりについてのお話です。

 

破風レスで

軒ゼロにする住宅の場合

 

注文住宅の設計で

デザイン住宅に拘っている設計事務所であれば

 

ある程度は

妻側の外壁通気構法の事も考えて

通気見切り金物を指定をされると思います。

 

その通気見切りの商品の中で

デザイン的に使用しやすい通気見切りが

 

下記資料①の

株式会社トーコーの

「軒ゼロ妻側通気見切り」ではないかと思います。

約1か月前のブログでも紹介しています!

 

何故ならば

破風レスの軒先で

外壁サイディング面から野地の出幅が

約15㎜で押さえられ

且つ

下から見て

通気金物の穴が見えません!

 

その他のメーカーで

破風レスの通気金物は有りますが

出幅が25㎜前後になってしまうので

 

外壁サイディング面から

出っ張った感が拭えませんね!

 

【資料①】

 

 

因みに

新築分譲住宅の場合は

 

外壁通気構法について無頓着な

設計事務所や工務店が多く

かつ

外壁通気構法は義務化ではないので

 

通気金物の品番を

設計図書の図面に記載する事も少なく

 

工務店の現場監督も

外壁通気構法に関しては

ノーチェックで工事を進める場合が

大変多いですね!

 

下記写真①は

明らかに外壁通気構法の機能不良か

または通気金物が設置されていません!

 

【写真①】

 

 

上記写真①の様に

妻側に通気機能不良または

通気金物が設置されていなければ

外壁の通気層内に外気が滞留してしまい

 

場合によっては

通気層内に結露が発生してしまいます。

 

住宅の耐久性能の事を考えた場合

木造住宅の場合は湿気は天敵です!

 

湿気が有る事が常態化すると

カビの発生外壁透湿防水シートの劣化を促進させ

 

外壁透湿防水シートの劣化から

室内側断熱材に湿気が浸入し

 

最悪の場合は

室内にカビの浸入を許してしまいます。

 

新たに住宅を購入して住まわれる方は

この事を大袈裟だと考えてはいけませんよ!

 

外壁透湿防水シートが劣化してしまうと

何かの原因で

外壁の1次防水(外壁仕上げ面)を突破した雨水が

劣化した外壁透湿防水シートから

雨水が浸入しやすくなります。

 

この場合の雨水の浸入

チョロチョロと浸入するぐらいなので

直ぐ雨漏りとして不具合が発生するとは限りません。

 

恐らく

この場合

何年か先に何か不具合と気が付く原因は

 

何故か壁にカビが発生し出してから

「何故????」が始まり

 

室内側の壁を剥いだら

カビだらけ・・・・・てな具合なのかな?

 

 

今日の纏めとして

外壁通気金物が設置されていない事から

通気層内に結露が発生し

 

その結露が常態化すると

外壁通気防水シートが劣化し

 

外壁通気防水シートの劣化から

雨水が劣化箇所から浸入し

 

雨漏り又は

室内のカビ発生事象に発展します。

 

つまり

外壁通気構法の不備は

住宅の耐久性能が劣化するというお話でした!

 

という事で

今日のお話は

参考になりましたでしょうか?

 

昨日のウォーキング&ジョギング

足・腰の痛みの為休み。(´;ω;`)ウッ…

距離は0.0km  歩数は0,000歩

トータル820日目(休んだ106日間含む)

総距離7,096.4km

総歩数9,270,988歩

 

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今回は、これで終わります。

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