Y&Y設計事務所
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床下詳細調査の必要性について!

今回は、<床下詳細調査の必要性について!>について、二つの実例をあげてお話をします。

【浴室土間排水管からの漏水】

 

上の写真は、

 

床下に入っての調査で初めて分かる不適合事象の一つです。

 

浴室の給排水関係のチェックをする為に

 

浴室の水栓カランなどの漏水チェックなどをしながら、

 

浴槽に水を溜めて

 

排水のチェックをする為に流します。

 

水を流すのは、

 

床下に入っての調査で漏水箇所の有無を確認する為です。

 

今回は、結果的に

 

写真の様に排水管廻りの土間が、

 

湿気ている事を発見する事が出来ました。

 

現状では、

 

床下がプールになる様に溜まる事は有りませんが、

 

何かの拍子で排水管の先が詰まった場合は、

 

水浸しになる可能性は大きいでしょうね。

 

 

次は、新築住宅の床下の不適合事象の一つです。

 

【床下断熱材の隙間】

 

上の写真は、

 

床下断熱材と根太との取合いの隙間の写真です。

 

この不適合事象は、

 

新築住宅に住宅診断でよく確認されます。

 

この隙間の何が不都合なのか?

 

最近の住宅は気密性が大変良く出来ています。

 

床下と部屋内との温度差が大きければ、

 

この様に断熱材が無い箇所に結露が発生し易くなります。

 

結露が常時発生する場所になると、

 

今度は、カビが発生する可能性が出て来ます。

 

このカビを部屋内で自然と吸い込む事で、

 

健康に何らかの悪影響の可能性が出て来るかもしれませんね。

 

如何でしょうか?

 

床下に入っての住宅診断は必要だと思いませんか?

 

なのに、

 

国土交通省は、

 

床下に入っての調査を基本項目に入れていません。

 

何の為の、誰の為の住宅診断でしょうかね?

 

今回は、ここ迄とします。

 

※追伸として

「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。