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外壁通気構法として

今回は、<外壁通気構法として>についてお話をします。

新築各工程検査の為に

住宅保証機構の「まもりすまい保険」の

設計施工基準・同解説に目を通していました。

たまたま、この保険法人の設計施工基準を入手した事で

今迄ずっと

附に落ちないあやふやな施工基準しかなかった事項が

キチンと記載されていました。

それが下記資料です。

 

【住宅保証機構の資料①】

 

【住宅保証機構の資料②】

 

まもりすまい保険には

今迄は

既存住宅瑕疵保険加入の為の検査マニュアルが無いので

全然気に留めていなかったのです。

 

では、早速本題に入ります。

住宅保証機構の資料①の解説部分の上から5行目に

「通気構法」とは「外壁内に通気層を設け、壁体内通気を可能とする構法」をいい、

上下部が外気等に通じている通気層を設ける構造をいいます。

 

この条文でスッキリしましたね。

ただ

住宅保証機構の資料②の右上の小屋裏からの湿気などの排出に関しては

完璧では有りません。

何故かと言うと

小屋裏に棟換気が有れば空気は棟換気から外気に排出すると考えますが

軒裏のみの換気であれば

湿気などは外気に排出されるというより

停滞する事の方が多く

小屋裏内に結露の原因を作ると考えます。

 

私が考えている完璧なものではないですが

この「まもりすまい保険 雪渓施工基準」

今後参考にさせて頂きます。

 

これからは

ハッキリと住宅診断報告書に於いて

外壁通気の有無をご依頼者様に伝える事が出来ます。

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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