Y&Y住宅検査
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基礎立上り高さとして

今回は、<基礎立上り高さとして>についてお話をします。

新築分譲住宅をフラット35を使用して購入を考えている人

注文住宅をフラット35を使用して家を建てようと考えている人は

厳密にインスペクションをした場合

フラット35の仕様書に記載されている

アンカーボルトのコンクリート基礎への埋込長さ不足の

指摘を受ける事が有りますので

十分に気を付けて下さいね!

 

【フラット35仕様書のホールダウン専用アンカーボルトの所を抜粋】

 

一般的な住宅では

柱脚部の短期許容耐力は25kN以下で十分なので

アンカーボルトのコンクリート基礎への埋込み長さは360㎜と考えます。

ここでは、360㎜という数値が問題になります。

 

【基礎断面図の例】

 

今から

上の基礎断面図の寸法を引き算してみますと

410-50=360になります。

(410㎜は、基礎の立上り高さ)

(50㎜は、設計GLからベース天端までの高さ)

この計算から

アンカーボルトのコンクリート基礎への埋込み長さは360㎜が読み取れます。

ただし、条件として

レベルモルタルの圧縮強さが28N/m㎡とした場合です。

 

しかし

今迄、住宅診断をする時に頂いた図面には

ほぼ基礎の立上り高さが400㎜になっています。

つまり

400-50=350で

10㎜アンカーボルトの埋込長さが足らない事になります。

この計算の根拠は

ベースコンを先に打った後に

立上り部分を打つ

つまり

2回に分けて打ち分けた場合での計算です。

この工法は、殆どの基礎屋さんが施工する方法です。

たまに

工務店によっては

基礎を一体にする為に

ベースと立上りを一体でコンクリートを打つ事が有りますが

極々少数です。

 

という事で

完成後、フラット35を使用する事が出来る様に想定して

断熱材とか、サッシなどの性能を上げて建てたとしても

基礎の立上り高さを410㎜以上にしていなければ

インスペクターから指摘される事が有ります。

工務店側には

基礎の高さを410㎜にする事をお勧めします。

ただし

アンカーボルトのコンクリート基礎への

埋込み長さは360㎜の数値は

フラット35仕様書には記載されていますが

遵守しなければならない基準では有りません。

しかし

大変大切な基準と考えますので

遵守して欲しいと考えます。

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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