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不適合事例42 屋根として

今回は、<不適合事例42 屋根として>についてお話をします。

築32年の買取再販物件の中古住宅の住宅診断の結果より

この中古住宅は

外部は外壁と樋の塗替え

内部はクロス貼替と住宅設備の取替え工事をしている

買取再販の中古住宅でした。

という事で

下記写真は、屋根に苔が発生している状態の不適合事象写真です。

 

【屋根に苔が発生している不適合写真】

 

買取再販中古住宅にも色々有るみたいですね。

今回の住宅診断の依頼者は

県外の人だったので

実際に現地に行って物件を見た人では有りませんでした。

広島に帰るから物件をSNS で探していて

気に入ったので住宅診断の依頼が有りました。

恐らく

実際に自分で見ていたら住宅診断の依頼は無かったと考えます。

 

ここから本題に入ります。

30年位前には

今回の屋根のセメント瓦モニエル瓦の最盛期だったような気がします。

セメント瓦とモニエル瓦の違いは

セメント瓦は

粘土瓦(和瓦)風の形状をしている場合が多い気がします。

粘土瓦に似たような色合いと艶で塗装しますので

遠目では一見分からないかもしれませんね。

モニエル瓦は

乾式コンクリート瓦です。

モニエル瓦は乾式洋瓦と言われるように

洋瓦の波型(S字型と違います)をした瓦です。

セメント瓦も同じ形状の瓦が有りますので区別が難しいです。

ここで問題なのが

セメント瓦の場合は

スレート葺き(カラーベスト)を塗替える時と同じ工法で塗替える事が出来ますが

モニエル瓦の場合は

セメント瓦と同じ様に塗装してしまうと

塗膜のフクレや剥離を引き起こすクレームになります。

数年前までは

モニエル瓦は塗装しない方がいいと言われていました。

 

という事で長くなりましたが

今回の買取再販の中古住宅の屋根を塗り替えていない理由は

上記の理由ですかね?

と一瞬思ったのですが

今では

モニエル瓦用の塗装は有りますし

外壁塗替えをしている事から考えて

屋根塗替えの予算が無かったのでしょうか?

せめて

高圧洗浄で綺麗にすれば良かったのではないかと考えます。

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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