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妻側外壁通気を屋根裏側に通気する為には

このブログは

住宅診断を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入りしない様に

注意喚起の為にアップしています。

今回は、<妻側外壁通気を屋根裏側に通気する為には>についてお話をします。

妻側外壁通気を完結させるには

色々なパターンが有ります。

天井断熱の場合は

単純に

外壁通気の排気口金物を設置する方法と

排気口金物を設置しないで

小屋裏に通気させる方法が有ります。

屋根断熱の場合では

その断熱材の種類によって

妻側外壁通気経路を確保する為の

方法及び材料などが色々と有ります。

外壁通気金物を設置しなくても

棟換気迄の通気経路が確保出来て

施工上問題が無い場合とか

外壁通気金物を設置する方が

コスト減になると考える場合も有ります。

つまり

工務店の都合で

ケースバイケースです。

 

軒ゼロの片流れ・切妻屋根の時

妻側外壁通気をどうするかでは

株式会社トーコーの

妻側通気見切りを採用すれば良いと考えています。

しかし

建築主事の考え方で

準防火地域の時に

軒裏の準耐火構造認定の判断が正式に決まっていないので

使用できるかは流動的な一面も有ります。

 

【トーコー妻側通気見切り】

 

妻側に外壁通気金物を設置しない方法で

屋根裏に通気させる方法を

色々と考えてみました。

この方法は

今迄のブログにも少し出ています。

今回は

それをキチンと施工方法を書いて見ます。

◆一般的な天井断熱材の場合

妻側面の屋根タルキに

通気用の切り欠きを入れる方法です。

呼称として「通気タルキ」 ⇒ 既製品は無い!

この場合は

プレカット業者に

切り欠きの寸法を書いた図面を渡して

特注加工してもらう方法です。

開口寸法は

私見として

サイディングのタテ胴縁のピッチを参考にして

@455㎜とし

高さ15㎜ 幅45㎜ で良いと考えます。

注意として

外壁透湿防水シートと

小屋裏内側に外壁防火構造の認定の為の

プラスターボードを

野地板まで貼り上げるのではなく

開口部の下側で止めて貼れば良いと考えます。

この施工方法にすれば

住宅診断で

小屋裏に入っての検査で

開口の有無がチェックも出来ます。

どうでしょうか?

 

次は

屋根断熱で発砲ウレタンフォームの場合

妻側面のタルキだけを

上記の様な開口を開ければ(通気タルキ)

良いという訳には行きません。

棟換気まで

外壁通気が均等に通気させる事が必要なので

妻側から棟換気口までの屋根タルキを

通気タルキにする事が必要と考えます。

しかし

実際の施工では

通気スペーサーを屋根タルキの間に入れますので

この通気タルキの方法は

通気スペーサーで開口を塞いでしまう可能性が

有りますので無理ではないでしょうか?

手間を掛ければ出来ない事も無いですが

通気スペーサーを設置した後の

開口部分のチェックが出来ません。

ではどうするか?

考えたのは

全ての屋根タルキの上に

通気胴縁を設置するか

または

棟換気口まで通気タルキを設置し

二重にすれば解決すると考えますが

実際的な金額面で採算が取れればの話になります。

 

今日のまとめとして

天井断熱材の場合は

通気タルキを妻側に使用して

外壁透湿防水シートと

小屋裏のプラスターボード貼りを

通気タルキの開口を塞がない様に施工すればOK!

準防火地域でもコストが安くなるのでは?

しかし

屋根断熱で発泡ウレタンフォームの場合は

全屋根タルキの上に

施工コストを抑える為に

通気胴縁を設置する方法が考えられますが

施工手間及び強度などの問題も有る為

下記の通気見切りをお勧めします。

小屋裏換気にも使用出来て

一般の天井断熱材の時にも使用できます。

 

【外周全て設置可能な換気金物】

 

これで

妻側外壁通気の私見は

出し尽くしたかな?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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